片側1車線の高速は高速ではない?!

暫定2車線とも呼ばれる片側1車線の高速は、以下の点で問題がある。
・前の車が遅いと追い抜けない
所々に追い越し車線があるが、前に遅い車がいると長時間我慢するハメになる。車線が増えたり減ったりも面倒くさい。追い越し車線は警察の絶好のねずみ取りスポット。
・制限速度が70km/hに制限される
片側1車線の高速道路は機械的に制限速度が70km/hに制限される。
・そもそも事故が起こりやすい
開通を急ぐために簡単なポールでしか仕切られていない区間も多く、それが事故を誘発する。
・事故が起きた時の渋滞の長さや影響時間の長さ
ひとたび事故が起きると事故が起きた車線は封鎖される。しかも1車線なので事故が起きたということはその方面行きの車は一切シャットアウトということになってしまう。影響が甚大だ。
また反対車線にも事故が絡んでいた場合は上下線共に封鎖となりかなり大規模な影響となる。

これでも高速道路だ。

ネクスコや役所の言い分としては「お金がない」ということで、とりあえず片側1車線で開通して交通量が増えてきたら横に橋梁をもう一本立てて片側2車線にした方がお金が安く済むということらしいが、なら最初からそうしろよという意見も当然あるだろう。ここ数年の新規開通の高速は照明すらなかったり、キロポストも車線の真ん中に置いたりボードを貼り付けるだけなどコストカットが著しくお金がないのがしみじみ伝わってくる。ただ役所は理由・根拠がないと動かないので、「開通後年々車両数は増加し、今では片側2車線の基準である1日1万台を突破しようとしている」などという数値でのデータが必要だ。ふたは開けてみないと分からないのでまずは開通させてデータを取るというのが最近のやり方なのだろう。

有料道路で金を取ってるのにポールの分離帯はどうなんだという世論の批判の高まりを受けて、分離帯をワイヤーなど頑丈なものにしますとか4車線工事をしますとか発表しているが、実現は2年後や3年後だ。それまでにも事故はバンバン起きる。片側1車線の高速はなるべく回避し、どうしても走らなければならない場合は心して走ることが重要だろう。極論として片側1車線の高速は高速ではないと考える人も多い。ネクスコは早急に片側1車線は2車線にし、地方など必要のない部分はせめてポールではなくワイヤー式の中央分離帯にすべきだろう。

コンビニ タイムセールが増えた理由2つ

セブンで朝セブンのおにぎり100円が紛らわしいと話題になったが、なぜこのようになったのかまとめてみたい。

一つ目の理由として、基本的に本部は客のことはあまり考えておらず数字しか見ていない。例えば「7時台の客数が前年比で落ちている→7時台を強化する施策を→朝セブン」といった具合に施策を行うには何らかの理由付けが必要で、その理由がないと上司のOKが出ない。施策は客から見ればお得というイメージだが、本部から見ればデータ取りのイメージしかない。
そのデータを元に加盟店に「去年はこれだけ売れましたのでこれだけ発注して下さい」などという風に使うので、データはとても重要だ。
施策は客を刺激するので来店動機に繋がるが、一方で以前と同じ物を繰り返すとマンネリ化して飽きて効果が薄れてしまったり公取がケチを付けてきたりする。これらのリスク回避と新しいデータ取りも兼ねて新しい施策を導入するケースも多い。

もう一つの理由は本部もお金がない、予算を最小限にして最大の効果を発揮できる点だ。値引きの原資は本部が負担するので、当然枠というか予算を確保して値引きを行う。例えば時間帯を限定せず揚げ物全品20円引きというセールを実施するとして全店舗合計で一日200万個売れるならば本部が負担する金額は理論上一日4,000万になる。これを例えば16~24時にしてその時間帯の売れる数は全体の半分ですよとなるならば予算は半額の2,000万円で済む。4,000万でも2,000万でも揚げ物を値引きしているということは客に伝わるのだから、それならば2,000万の方が安くていいよねとなるのだ。

騙すというと言葉が悪いが「揚げ物20円引き」「おにぎり100円」など大きい文字にして買わせるのが本部の思惑だ。場合によっては諸条件がある場合もあるので、周りに小さい文字が書かれていないか確認することが必要だろう。またそれについて店員に文句を言う客もいるが、コンビニの施策は店員が決めている訳ではなくて全て本部が決めているので不満があるならば本部のお問い合わせ窓口に文句を言うようにしよう。

「パンまつり泥棒」シールを剥がすのは犯罪?弁護士に聞いてみた

毎年この時期になると話題に出てくる「ヤマザキ 春のパン祭り」ですが、商品を購入せずシールだけはぎ取るのは犯罪になるのでしょうか。弁護士に聞いてみました。

実際に処罰されるかどうかはともかく、形式的に犯罪成立の可能性はあると思われます。
窃盗罪など財産犯の客体は「財物」とされていますが、この財物にはそれ自体に価値があるわけではないが、価値が付されているものも含まれるとされています。
シールもそれ自体に価値が無くても集めて財物と交換できるのであれば、財産的価値のあるものとして窃盗罪等が成立する余地はあるでしょう。

と難しい言葉が並んでいますが、要は「シールそのものには価値はないが、シールを集めてお皿などと交換できるのであればそのシールには価値がある」という考え方です。例えば同じシールでも「おすすめ」や「おいしくなりました」みたいなシールには価値がありません。しかしパン祭りのシールは集めることでお皿と交換できる効力を持つシールです。またルール上パンを買ってくださいねということになっています。これらを勘案するとパン祭りのシールには価値があると考えられます。
実際に処罰されるかどうかについてですが、スーパーやコンビニでは防犯カメラの録画をしています。例えば店員や店長がそれを目撃して警察にビデオを提出した場合、捜査・特定されて注意やシールの返還の指導などを受ける可能性は高いでしょう。何度も繰り返すなど悪質性が高い場合は逮捕もあり得ます。被害者が店ならまだいいですが、他の客が迷惑を被るのも問題です。「たかがシール」「ゼロ円だし」「見ていないし」「バレなければ」という安易な動機でこういうことをすると警察沙汰になる可能性もありますので気をつけましょう。