コスパ良し!NEC WG1900HPレビュー

NECの無線LANルーターであるWG1900HPを購入したのでレビューします。
どこのメーカーも「うちが最速」「こんな機能搭載してます」なんて同じ事言っているので迷うと思います。
前はバッファローのアンテナが三本生えたWXR-2533DHPを使っていましたが、以下の点を検討しハイスペックでない機種にすることにしました。
◯電波が強すぎて体調が悪くなる
基本的に電波は人体にとって何かしらの影響があります。
電波が強いと当然通信速度も速くなりますが、特に2533DHPは置いた部屋で寝ると耳鳴りやクラクラしたりしました。
おそらくハイスペック機から1mの範囲で寝ることは想定されていないと思います。
女性等過敏症の方にはおすすめできません。
◯発熱の問題、たまに不安定になる
高性能で電波が強いのはいいことですが、強すぎて他と干渉して繋がらなくなったり認識しなくなったりします。
いくら速くても繋がらないと困ります。
特にテーブル下など空調の届かない場所に置くと熱暴走します。
SSIDが20個飛び交うマンションで数ヶ月メーカーがテストすればわかるかもしれませんが、まずしないでしょう。
◯消費電力の問題
速いという事は電力を消費します。2533DHPは最大30Wですが、WG1900HPは最大15Wです。
単価22円で24時間つけっぱなしとすると毎月の電気代237円安くなります。あくまで最大なのでこの通りになるかはわかりませんが。

他のサイトでは「最速モデルお勧め!驚愕の速さ!」「ハイスペック買えば後悔しない」「家電店店員が選ぶ最速機種」などと最上位機種を紹介するケースが多いですが、ルーターに関しては松竹梅で言えば竹のモデルを選ぶことをおすすめします。この1900HPは竹モデルにあたります。
なぜなら無線の300Mbpsが200Mbpsになった所で体感の差はわかりづらいという点、また商品価格がそれに見合っているかと言われると合わないので、8000円以内のもので十分です。普及帯モデルが一番安定していてコスパが良いのです。

 
中身はこのようになっていました。説明書が一番上にあります。
箱はB5サイズ程度で、バッファローのように箱が無駄に大きくないので処分や保管も楽で助かります。

  
蛍光灯のリモコンとほぼ同じぐらい、手のひらサイズの大きさでスタイリッシュです。バッファローのようにゴツくないのでいいですね。
セットアップはスマホの場合はNFCタグをかざすだけで簡単にできます。
マニュアルでは周囲5cmには終端装置も含め物を置かないようにと書かれていますが、余裕を持って熱が発散できる場所、10cm程度開けた方が良いかもしれません。

   
セットアップ画面は、日本人が好みそうな大人しい色使いをしていて好感が持てます。
ファームウェアの更新にバッファローは5分程度かかりますがNECは2分。60秒でできる再起動も魅力的です。

○有線が繋がらない、設定画面が表示されない
パソコン側のLANを挿し直してみてください。

○ユーザー名とパスワードが分からない
ログイン画面に関しては、取説の指示に従います。PPPoEのユーザー名とパスワードは、申し込んだプロバイダの紙に書いてあります。
プロバイダの紙をどこに置いたか忘れるケースが多いです。

○無線が遅い
チャンネルが空いている5GHz帯で接続してみてください。この機械も基本的には2.4GHzにつなぐ仕様になっていてほとんどの人は周波数の違いの存在すら知らないので近くに飛んでいるSSIDはほとんど2.4GHzです。よって5GHzはほとんど使われていないのでオアシスなのです。ゲーム機やプリンタ、テレビなど回線速度の遅い端末は2.4GHzに繋ぐようにしましょう。

速度は有線が実測550Mbps、無線が同じ部屋で実測下り299Mbps/上り387Mbps(5GHz)とものすごく速く、遠くまで飛ぶような華があるモデルではないですが、NECの技術・安定さのおかげでネットもサクサク表示されます。webページで実測値を公開していたり技術的な話を公開しているのも好感が持てます。他社は速いけど不安定だ、という人は是非NECをお試しください。

無線LANがつながらない時の対処法6個

無線にスマホを追加しようとしたができなかった、プリンタを追加しようとしたらできなかった、ということは多くあると思います。

パソコンも正常だし、ルーターも壊れていない。
なのになんで?!となると思います。
ここでは私の経験則に基づいた対処法を挙げますので参考にして下さい。

1.問題の切り分け
スマホならLTEでネットに繋がればルーター以降に問題があると分かります。
プリンタならPDFを出力するような仮想プリンタならちゃんと動くということであればソフト側の問題では無いと言うことになります。プリンタはデータが行かないと無反応なので一番困りますね。プリンタのキュー一覧画面を開くと「エラー」となっている事が多いですが、何のエラーか分からないので余計に混乱します。

2.AOSS/WPSをやり直す
無線のパスワードを覚えていなくても無線機本体のボタンを押すだけで通信が開始できる便利なAOSS/WPSですが、これが意外と厄介で一度登録したのに使っている途中に繋がらなくなったりします。人間の健忘みたいな感じですね。
そして再度登録しようとしても1分近く待たされたりします。AOSSで1分待つのは異常ですので、その時点でやり直して下さい。
登録しているのになぜか繋がらなくなったり繋がるのに時間がかかるのはAOSSの仕様と思いましょう。
何度かやり直すと、成功しやすいです。

3.ルーターの再起動
ルーターは冷蔵庫のように24時間動いていますが、冷蔵庫との違いはCPUやメモリ等のパソコンと同じ部品を使っていることです。
CPUやメモリという部品を使っている以上、どうしても定期的な再起動が必要です。
人間でも起きている時間の限界は48時間とか言われますがそれと一緒でルーターも起きている時間に限界があります。何時間かはそれこそ機種や状態によって異なりますが、概ね1ヶ月に一度は再起動した方がよいでしょう。
※ただし再起動を実行すると他の無線に繋がっている機器も5分程度一斉に使えなくなります。家族等で使っている場合はあらかじめ話を通しておきましょう
「ん、つながらないな」となった時に意外とルーターへの対処を忘れがちです。再起動は電源を抜いて挿す方法でもよいですが故障等に繋がる可能性もあるのでなるべくルーターのメニュー(192.168.11.1等)に入ってその中から再起動できる場合はその方がお勧めです。
ほとんどの問題はこの再起動によって直ることが多いです。

4.ルーターが熱をこもる環境にある
ルーターはパソコンと同じような構造の機器なので、熱を発します。
動作温度40度、動作湿度85%などと仕様が定められています。少なくとも部屋のクーラーが弱いと一番先に飛ぶのがルーターです。だってルーターはほとんどのモデルがファンレスですから。
壁の端などに置く人が多いと思いますが、この熱を自分で制御できなくなると、おそらく能力を落とします。
場合によってはフリーズ(?)することも考えられます。
これがつながらない、つながりが遅いといった問題に発展するのです。
例えばクーラーが効いていても机の下にルーターを置いていたら風が届かないので冷えません。
夏になるとよくルーター関連の問題が発生する、という人はルーターの場所変更も視野に入れてみましょう。

5.パソコン側の再起動
それでも解決しない場合は、受信するスマホやパソコン・ゲーム機等を再起動してみましょう。
無線機器はシビアな機器なのでちょっとしたことで見つからなかったり通信できなくなったりします。

6.プロバイダやNTTのメンテナンス
これはネットに繋がらない場合の対処法です。
ごく稀に何をやっても繋がらない場合があります。そのときは元回線のメンテナンスを疑ってみましょう。
プロバイダやNTTの電話窓口は24時間やっているところもありますのでそこに問い合わせて、メンテナンスかどうかを確認してもらいましょう。
また滅多にないと思いますが料金未払いで回線を止められたりするケースもあります。

無線というのは繋がって当たり前で便利と思っているかもしれませんが、実は裏側で色々なプロトコル(約束事)を使って通信をしています。
そのため機種によって相性というものがあります。
相性というのは日本で言う方言のようなもので同じ日本語だけども意味が分からないからスルー、なんてしていると話がそこで終わってしまいますよね。このような無線のもろさ、繊細さというかナイーブさを理解しておくと万が一何かあった時にも冷静に対応できると思います。

WLI-UC-G300HPをVista 64bitで動かす

当方WLI-UC-G300HPという無線LANアダプタを運用しているのですが、パソコンをVista 64bitにしましてドライバが見つからない事態が発生。BUFFALOの公式ページで非対応といわれれば、インターネットにつながっていないのでWindows Updateから取得することもできず。7の64bitなら対応してるから7にしてね!といわれてもたったこれだけのために1万円も払って7にするのは時期尚早。納得がいかない。
というわけで、ネットのつながるMacBook Airで調べたところ、裏技を見つけましたのでメモしておきます。
時間の経過によってアドレスなどはつながらなくなる可能性がありますが、その場合はそのメーカーのトップサイトからDownloadなどとたどっていくと見つかるかと思います。(かなりメジャーなチップですので今後数年にわたって公開終了になることはないと思います)

BUFFALOさん。このようにドライバがあるのですから、Vistaの64bitを公式サポートしてください。なにがサポート外ですか。きちんとチップメーカーが公開しているじゃないですか。ただ仕事さぼってるだけなんじゃないですか?これでどれだけ多くのユーザーが困っているか想像つかないのですか。

と愚痴を言っていてもおそらく何も変わらないので、以下の方法をどうぞ。Windows Vista 64bitの当方で動作確認済みです。

方法
1.WLI-UC-G300HPをUSBに挿す。ドライバが見つからない旨の警告が出たら無視する。

2.http://www.ralinktech.com/en/04_support/support.php?sn=500から最上部「RT2870」の項目が含まれているドライバをダウンロード、実行、インストールプロセス中「インストールドライバのみ」にチェック
※ユーティリティ系を入れてしまうとBUFFALOのユーティリティと競合する可能性あり
もし間違ってユーティリティ系も入れた場合はインストール完了後コンパネから該当ユーティリティを削除する

3.隠しファイル表示をオフにしている場合は、オンにする
[方法] エクスプローラでAltキー → ツール → フォルダオプション → 表示タブ → ファイルとフォルダの表示 → 「すべてのファイルとフォルダを表示する」
※作業終了後、元に戻しておくことをおすすめします

4.C:\ProgramData\Ralink Driver\RT2870 Wireless LAN Card\Driverのフォルダを開き、そのなかにあるnetr28ux.inf(メモ帳と歯車が合体したアイコン)をデスクトップにコピー

5.デスクトップにコピーしたファイルをメモ帳なりで開いて、書き換える
  [基幹部分の変更]
  %BUFFALO_012E.DeviceDesc%=RTWLAN.ndi,USB/VID_0411&PID_012E
                     ↓
  %BUFFALO_0148.DeviceDesc%=RTWLANR.ndi,USB/VID_0411&PID_0148

  [ドライバ表示名の変更]  ※省略可だが、デバイスマネージャーの見た目がかっこ悪い
  数カ所あるので、一括で置き換えをかける
  BUFFALO_012E.DeviceDesc     = "802.11n USB Wireless Card"
                      ↓
  BUFFALO_0148.DeviceDesc     = "BUFFALO WLI-UC-G300HP Wireless LAN Adapter"

6.そのファイルを保存し、デスクトップにあるinfファイルをProgram Dataのほうにドラッグアンドドロップして上書きする。このときUACが許可を求めてくるので承諾する。

7.デバイスマネージャーに存在する「802.11 n WLAN」に「C:\ProgramData\Ralink Driver\RT2870 Wireless LAN Card\Driver」を直接フォルダ指定してドライバをインストール
  ※途中で警告が表示されたら「インストールする」をクリック
  ※インストールに失敗した場合は、もう一度7からやり直す

8.接続完了
  あとは当該デバイスのプロパティを開いて環境に合わせて「マルチメディア/ゲーミング環境」を有効にしてみたり、ローミング感度を最高にしてみたりする
  その他、エアナビゲータの付属ユーティリティ関係をインストールすることも可能
  (上級者オプションを利用して、ドライバ以外をインストールする)

これで公式ドライバと何ら変わりなくインターネットにつながります!
BUFFALOの公式ドライバは、おそらくこの標準ドライバに少し手を加えただけか、あるいはこの標準ドライバそのままな可能性があります。速度的に明らかに差が出ることはありません。32bitのときとほとんど変わりなく実用的です。(サーバーによっては10MB/秒をたたき出したりする)
公式の電話サポートなどは受けられないかもしれませんが、おそらくこの作業をした人はそのような電話サポートなど不要だという人なのではないでしょうか。
以上、7なら動くから7に移行してください!というBUFFALOのある意味ステマ的な呼びかけが嫌だったので反抗して独自でドライバを組み込んだ、という物語でした。