コンビニ外国人店員取締強化 労働時間・期限切に注意

コンビニ等で働いている外国人について、国や警察などが取締を強化している。なぜならコンビニ業界で多発している人手不足を背景に、労働法規に無知な個人店主が外国人をバンバン採用しているためだ。「助かった」などとコンビニ店主からは感謝されることも多い外国人であるが、一部には人手不足の弱みに付け込んで期限の偽造などをして変造カードを雇用主に示す店員もいる。偽造等が発覚した場合は店主も3年以下の懲役、または300万円以下の罰金となる可能性がある。

厳密に書くと長くなるが、以下の三つの原則を店主には徹底して頂きたい。
・勤務時間週28時間以内の徹底(掛け持ち先を含む)
外国人は周りに言わずこっそり掛け持ちしている場合もあるが、法律では掛け持ち先などすべて含めて週28時間だ。客などを通じてどうせバレるので無意味だ。本人に掛け持ち有無を聞き取ること。
・パスポート、学生証、在留カードの提出
1種類の本人確認書類だけでは偽造の可能性があるので、複数種類の本人確認書類を提出させる。必ずコピーを取っておく。
・定期的に提出を求める
在留カードなどは毎月提示を求めるなど、抜き打ちでのチェックが重要だ。
そして上の条件をクリアできない店員は、残念ながら在留資格を満たしておらず働けないので解雇とするなど厳しい処分をすることが求められる。
外国人は人手不足の切り札とされているがこのように法律で勤務時間の上限があるので無制限に使えるわけではない。いくら人手不足でも掛け持ち先も含めて基準を超える労働時間働かせていたりすると違法になる。特にコンビニは高度人材や特定技能の適用業種ではないので日本人と同じノリで採用するのではなく労働時間や期限切れのチェックは重要だ。(コンビニは誰でもすぐ働けるので専門性が低いと判断され、また不正の温床になっている節もあり取締余地を残すためにあえて指定していない可能性が高い。)まず前提としてここは日本であり、外国人に頼りすぎている業界構造は問題だ。人手不足を嘆く前に店の雰囲気はいいか、風通しはいいか、有給や社保実績はあるか、日本人が働きたくなるほどの高い時給を提示しているかが重要だ。「ルールを守って正しく国際化を」と国が訴えている通り、店主にはルールを守って正しく運営遂行することが求められる。

コンビニオーナー皆無で窮地 頼みの綱は独身・外国人?

コンビニオーナーの成り手が極端に減っていて本部が窮地に陥っているようだ。昨今の報道の影響で今から新規は普通の日本人であればしないし、仕事を失った、よっぽどお金に困っているなどの最終手段でない限りは検討すらしないだろう。イメージがダダ下がりなので、それらを見聞きした人は説明会すら行かないはずだ。また10店舗程度出していたメガ法人も手が回らないという理由で店舗数大幅減したり、家族で息子に店を継がせる計画だった家庭でも、息子が引き継ぎを拒否して他のオーナーに打診という光景も見られるようだ。他人に店を譲る場合は低日販では譲ってくれないから、そのような店は完全閉店するしかない。

さて昨今のオーナー不足の状況にあっても本部は独身でも独立とか、お金がなくても独立とか、半年間給与あげるから独立とか、色々な策を考えてきたわけだが、それでも希望者が少ないので最近は「外国人」に力を入れているようだ。外国人は日本人のように金にがめついわけではなく、お金がもらえるだけでもありがたいという考えであるから、本部にとっても都合がよい。日本は年功序列が多いので50代や60代でオーナーになると前職より収入が低く不満を感じるケースが多いが、外国は必ずしもそうではない。多くの場合、日本人の配偶者がいて永住権があればOKとしているチェーンが多いようだ。

しかし、コンビニは接客業であり、1秒でも早く帰りたい、急いでいる客の意向を素早く聞き取り応対する事が求められる。日本語がうまく話せないと人材採用などで苦労が生じるほか、日常業務や接客などにも影響が出て、クレームの嵐になることもある。言語としての日本語、文字としての日本語の両方が支障なく読み書きできないとたとえ外国人であってもオーナーになるのは難しいだろう。また「オーナー」というと聞こえはいいが、実際は本部の雇われ店長に過ぎない事に留意しなければいけない。そして、コンビニはインフラと呼ばれているが、そのインフラの基盤が外国人従業員、ましてや外国人オーナーでいいのかという疑問は残る。これからコンビニには日本人従業員は残らず淘汰されて外国人従業員になり、オーナーも外国人が増えていくことは言うまでもないだろう。最終的には店舗削減、時短、無人化に舵を切ることになるだろうが、それまでに日本人従業員やオーナーに向けた有効な対策を本部が打ち出さないとコンビニ自体が日本から消えてしまう日も近いかもしれない。

日本人はワガママ?外国人のほうが挨拶丁寧?

接客をしていると、日本人の粗が目立つケースが多い。例えばドアを閉めない、列に並べない、待てない、横から割り込む、「うん」「あっためて」などのタメ語口調での命令、袋や箸やスプーンなどの必要数以上の要求、小銭を投げる、叩きつける、などである。スマホの普及によってより早く情報が取得できるようになり、支払いもスピーディーで済むのはよくなったが、一方、待てない客、せっかちな客、ワガママな客が増えているように感じている。そもそも待てないのならば店に来るなという話である。
それに比べて、稀に外国人が客としてくることもあるが、外国人のほうが「お願いします」「ありがとうございます」など客のほうから言ってくることが多い。日本人が忘れているあいさつの基本を外国人のほうができているという点で外国人を見習わなければいけない現状は、恥ずべきことではないだろうか。
より早く、スピーディーな時代になるのはいい事であるが、一方でゆとりがないから、時間に余裕がないからなどと、そのストレスを店員に押し付けたりするのはよくない。政府は外国人を増やしていくようであるが、同時に日本人のマナー向上も求められているのではないだろうか。