ファミマ澤田社長「セコマを見習え」直営戦略に言及


ファミマ澤田社長のインタビューが週刊ポストに掲載されている。基本的に従来の主張通りだが、「コンビニ業界で一番大事なのは加盟店の収益。我々はそこを忘れてはならない」「本部の都合を押し付ける時代はとっくに終わっている」「経営が難しいエリアには直営で出店すべき」「セコマは直営で深夜も閉めている。我々も見習うべき」「セブンペイ問題は他人事ではない。明日は我が身」などとしている。

今回、セコマに言及しているのは非常に印象的だ。セコマと言えば北海道などを主体に展開するコンビニチェーンであるが、直営主体なので個店が赤字でも黒字の店で補え、開発から物流、卸までやっているので最悪店が赤字でも他の事業でカバーできる仕組みがある。大手チェーンが小さいチェーンの名前を出すのは極めて異例で、ビジネスモデルとして参考にすべき部分も多いのかもしれない。例えば現在15,000店ほどあるうちの不採算店(例えば日販40以下、赤字、最低保証など数字で切る)を半分閉店し、すべて直営で運営すればどの店でも均一時給、個人オーナーが労基法違反になるリスクもないし、採用やマネジメントで苦しむこともない。スタバやユニクロなどはすべて直営出店であり、だからこそ高い時給を出せ高いレベルの接客ができる。従業員に高い時給や福利厚生を出して生き残るには直営化しか道はないのだ。最終的には深夜無人化にしてすべて本部が管理できる範囲内での経営になっていくのかもしれない。