煽り運転 活気づくドラレコ売り場 爆売れ取寄せも

煽り運転が連日のように大々的に報道されている影響で、自動車販売店のドラレコ売り場が活気づいている。

オートバックスでは特設の看板まで設置してドラレコを強く宣伝していた。日曜日ということもあって全体的に客が多かったが、その中でも一番客が集まっていて店員まで呼んで真剣に検討している客もいたのがこのドラレコ売り場である。販売店側としても売れる時にプッシュするのは当たり前であり、増税を前に消費が冷え込む中設置を進めたい思惑があるのだろう。最近は前方だけではなく後方にもカメラをつけたり、360度撮影できるなど趣向を凝らしたモデルが増えている。「お取り寄せになる場合もあります」とまで表記があるのだからびっくりだ。本体は安いものから高いものまであるがベーシックな物ならば1万円程度、工賃は5,000円程度、フロントカメラだけの構造の機種であれば1~2時間車を預けるだけで簡単に取り付けできる。
イエローハットに一押しモデルを聞いてみた。

お勧めのモデルはイエローハットグループ人気の商品(販売ランキング1位)で前後カメラモデル ケンウッド「DRV-MR740」(税抜29,800円)となります。前後フルHD画質で撮影できますので車両のナンバープレートなども鮮明に記録できます。取り付け作業時間は1~2時間程度となりますが、店舗の混雑状況などにより変化いたしますのでお手数ですがお近くの店舗までお問合せください。

ドラレコは警察も設置を推奨し義務化せよという意見も出ているが、煽りトラブル自体の被害防止や万が一の時身を守ってくれるものではない。ドラレコがあるから犯人が怖がるというような性質のものではないからだ。やはり早急な警察通報が一番だが、その後の捜査(犯人検挙)や報道機関や警察に映像を提供する際においてはドラレコは役に立つ。また被害者が速度違反をしていたなど悪い部分も映ってしまうリスクもある。これらを総合的に勘案し、トータル1万円ちょっとでも保険と考えれば安いとして取り付けを検討するのもよいかもしれない。