東名高速で見かける謎の横断幕は何?! 綾瀬市に聞いてみた

東京と名古屋を結び日本の大動脈と言える東名高速に設置されている「○○のまち あやせ」シリーズの横断幕は、東名を通った人なら誰もが目にしたことのあるものではないだろうか。例えば下のような感じで高速走行中であってもひらがな中心の構成で文字数が少ないのでパッとワードが目に入る仕掛けとなっている。神奈川県綾瀬市に聞いてみたので参考にしてもらいたい。

Q:東名は一日1万台程度の走行があります。宣伝効果は抜群でしょうか?
twitterではたびたび写真付きで取り上げられており、市の知名度向上に一定の効果があると考えております。
Q:ネクスコに金取られているのではありませんか?
本市が管理する橋に掲げているため広告費等は発生しませんが、横断幕製作等には費用が発生しております。
Q:いつから始めているのでしょうか?
横断幕自体は平成27年10月から掲げております。また、昨年の11月にフレーズの内容を更新した新しい横断幕に付け替えております。
Q:セリフがユニークですね。
台詞(フレーズ)につきましては、昨年11月のフレーズ更新の際に「訪れてみたい」「住んでみたい」「応援したくなる」と感じてもらうことを狙いとして全庁的に照会をかけ、決定しました。
Q:ネクスコの指導のもと安全に配慮して、安全対策して貼っているのは本当でしょうか?
中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)とは横断幕設置工事に係る協議を行い、安全対策を施した上設置しています。
Q:運転しづらいなどのクレーム(反対意見)はないでしょうか?
数件、反対意見を頂いたことはございます。
Q:ひらがなにしているのは運転に支障ないようにとの配慮でしょうか?
ひらがなにしていること自体は、運転に支障がでないようにとの配慮ではございませんが、文字数を最小限にすることで配慮しています。

また大和市も同じように横断幕を掲げている。(実は大和市のほうが早くから設置しているらしい)

あやせに比べてまだ頭にはスコーンと入ってこないというかフレーズにひねりが必要な感じが見られる点で改良の余地ありだろう。大和市にも同じような質問をしてみた。
Q:宣伝効果はありますか?
東名高速道路は交通量が多いことから、市の取組をPRする効果があると考えています。
Q:無料ですか?
市が管理する跨線橋に掲出していることから、使用料等はかかっていません。
Q:いつから掲出していますか?
平成24年度から掲出しています。
Q:セリフがユニークですね。
市の取組が簡潔に伝わるように努めています。
Q:他の自治体も参入していますが?
綾瀬市などが同様の取組を行っていることは承知しています。
Q:ネクスコと協議して安全対策の上設置しているのは本当?
横断幕を施工する際にはNEXCO中日本と事前に協議し、安全に配慮しています。
Q:市民からの意見はないですか?
「横断幕に気をとられる」などのご意見をいただくことはあります。

これらの回答から横断幕は市が公式に、市の宣伝の為に取り付けたものであり決してプロ市民(?)が取り付けたものではないようだ。横断幕競争が過熱するのか、これをチャンスとみて全部の自治体が貼り出すなど過熱しすぎたらそれもそれで大変なのでほどほどの所でお願いしつつも自治体の宣伝に一役買っているのは間違いないだろう。東京一極集中と言われる現在、どの自治体もいかに住んでもらうか、定住してもらうか、呼び込みに必死だ。縦割り行政などと批判されることも多いが、自治体のユニークな取り組み事例と言えるだろう。