京都アニメーションとは 続けクリエイティブの灯火

アニメ制作会社「京都アニメーション」で起きた放火事件で、容疑者は「パクりやがって」と作品等に恨みがあったとされ現在も重体となっている。京都アニメーションはらきすた、けいおん、ハルヒの憂鬱、響けユーフォニアムなど誰もが知っているアニメを作ったスタジオで丁寧でクオリティの高い作画が高く評価され海外でも速報されている。京アニの公式CMやけいおんの公式動画を見れば現実に近い台本、声、風景画、グラデーション、その素晴らしさは誰もが一目で分かる事だろう。制作風景も公開されており、事件当時も本編ではたった数秒程度しか映らない部分に数時間や数日掛けて骨の折れる作業をしていた事がよく分かる。非正規雇用が多い中で社員雇用を原則とし社宅や社保完備、交通費や賞与もあり抜群の福利厚生を謳い昔から絵を描くのが好きで京アニにやっとの思いで就職し人々に感動、楽しみ、喜びを与えるクリエイティブという仕事をしていた何の罪もない未来ある若者を多数失った損失は計り知れず会社のみならずアニメ業界全体に及ぼした影響は甚大だ。

放火事件の犠牲者としては平成以降最悪という報道があったが、死者数だけで言うとオウム真理教の一連の死者数が29人であるからそれを超えることになる。これと同規模の事件と言えば秋葉原の通り魔事件が7人、相模原障害者施設殺傷事件の死者数は19人、福知山線脱線事故の死者数は107人だ。選挙の話も吹っ飛び、今後ワイドショーなどで一か月ぐらいかけて詳細が報道されていくに違いない。

犯人は当然重い処罰、極刑になるのは言うまでもないが裁判が長期化する可能性もある。(容態が悪化したという報道もあるが、特にこのような重大な事件では犯人が死亡すると強制的に不起訴になり動機解明などができず全容解明が厄介になるという問題がある)
ガソリン爆発はテロ、防ぎようがなく想定外で消防法違反は無かったという意見もあるが、二度と悲惨な事件を起こさないよう現場のみならずガソリン業界や行政全体で検証していく必要があるだろう。いずれにせよ消防法を厳しくする、セコム等の警備会社の加入を義務づけ火災を自動検知し瞬時に消防に通報する事、ガソリンのポリタンクや携行缶への個人購入は機械実物あるいは説明書等所持証明をした上で身分証コピーを取るなど法律を改正する必要がある。今回の事件をきっかけに家や職場のセキュリティ、防火体制確認など個人が意識を高める事が重要だ。