スタバの「Mobile Order & Pay」試してみた件 行列並ばず0秒受取の近未来感!

スタバが6月26日から、都内の56店舗で試験的に「Mobile Order & Pay」というサービスをスタートした。これはスターバックスアプリを入れていて、かつアプリとモバイルスターバックスカードを紐付けしている会員が対象で、店舗と商品を指定すればレジに並ばず受け取れるサービスだ。専用の受け取り場所がありそこで自分で記号を確認して受け取るため、店員と会話しなくて済むのも魅力だ。
今回は都内の茅場町店に実際に出向き、試してみたのでご覧頂きたい。

1.スタバアプリをバージョンアップし、以下のバナーをクリックする

スタバアプリを入れていない人はスタバアプリをインストールしよう。既に入れている人は最新のバージョンにアップデートする必要がある。またモバイルスターバックスカードの設定も必要でチャージしておく必要もあるので時間に余裕がある時にあらかじめ設定しておこう。初心者や素人がいきなり始めるには少し敷居が高い。

2.店舗を指定する

「お店を選択してください」をタップすると、現在地に近い対応している店舗が表示される。GPSをオフにしていると現在地にかかわらず都内のど真ん中の店舗が表示される。マップをスクロールすると店舗リストが切り替わる仕組みだ。現在は都内の56店舗のみ対応なので、現在地周辺に対応店舗が無い場合は表示されない。また対応店舗でも時間外の場合は選択する事ができない。

3.店舗を確定する

このように店舗がインプットされると表示が切り替わり、商品の選択が可能になる。

4.商品を選択する

商品選択を押すとこのように紙ベースの物と似たようなメニューが表示される。タップすると文字で商品の詳細を見る事も可能だ。これは紙ベースのメニューにはない。スタバで一番悩むのがメニューであるが、このメニューは自分のスマホでいつでもどこでも何度でも開けるので、カウンターで後ろの客の視線を感じながら焦って決める必要が無いのは精神的にも楽だ。アイスやホット、サイズの変更も簡単にできる。

5.カスタマイズも可能

カスタマイズボタンを押すと、このようにメニューに応じたカスタマイズ項目が表示される。何円プラスになるかも表示されるので初心者でも色々なカスタムを試す事が可能だ。リアル店舗だと店員に上手くカスタムが伝わらなかったり、変なカスタムをすると変な顔をされる、「詳しいですね」「よく行かれるんですか?」「こういうカスタムはいかがですか?」など話しかけられる事もあるが、アプリならその心配は無用だ。呪文を唱える必要もないし呪文アプリを立ち上げる必要も無い。今回はショットを追加してバニラシロップを追加するという少しパンチの効いたカスタムにしてみた。

6.残高確認の上決済

このサービスはモバイルスターバックスカードを利用してアプリ内で決済まで終わらせてしまう。決済するボタンを押すと即残高から引き落とされる。そのため残高がないと次の画面に進む事ができない。残高が足りない時は入金ボタンを押してチャージする必要がある。

7.注文確定

注文確認ポップアップが表示される。完了後のキャンセルや内容変更はできない旨、受取時間を過ぎたり来店しなかった場合でも責任を負えない旨に同意する場合はOKを押して次に進む。取りに来ない客の対応がふと疑問に浮かぶところだが、それらも含めて自己責任というサービスになる。注文確定後は受け取り番号が表示されるが、自分が何を頼んだかさえ覚えておけば、番号は特に覚えておく必要は無い。忘れそうだという人はスクリーンショットを取っておくと良いだろう。通知を設定していると商品ができ次第スマホに通知が行く。

8.店に取りにいく

実際に店に行き、レジではなくレジの隣にある受取カウンターに直接向かい、商品を受け取る。というか持ち去る感覚に近い。MOBILE & PAYの札が出ているので自分で頼んだ人であればすぐに分かるはずだ。店員に話しかけたり、スマホの画面を見せる必要は一切無い。店員も話しかけてくる事がないのでコミュ障でも無言でスタバを利用する事が可能だ。記号を外に向ける気遣いや、Thank youの手書き文字が入っているあたり気が利く店だと感じた。レジをスルーして商品を受け取るというのは罪悪感もあるが、当然決済は既に済んでいるので何ら問題は無い。堂々と受け取ろう。

将来的にこのサービスを全店に拡大していく方針とあるが、メリットとデメリットがある。
○メリット
・スタバは入りづらい、メニューが複雑怪奇で頼みづらいというイメージを払拭できる
・店員と話さなくて済む、無言で受け取れる
・手渡しで受け取る時の微妙な気遣いをしなくて済む
・メニューをスマホで選べるので後ろの客からの威圧を感じなくて済む
・店舗によっては10~20人の行列になる事もあるが、これらレジの行列をパスでき決済する必要も無いので待ち時間短縮
・事前決済なので財布が、とか小銭が、とかアタフタしなくて済む
・紙ベースのレシートは発行されず、代わりに履歴(電子レシート)になりワンモアコーヒーも端末内に保存されるので便利
・一種の軽減税率対策。持ち帰りを想定した8%で会計なのでこの商品を店内で飲食しても問題ない、店員がいちいち聞く負担を軽減
○デメリット
・都心ならいいが、他人にもお節介する田舎で上手くいくか?他の客になんか言われそう
・1~2時間後などの予約ができない
・本人確認をしていないので盗まれるリスク(他人のドリンクを欲しいと思う人は少ない?)
・すぐに受け取れないと溶ける(アイス系)
・取りに行くの忘れたら客の自己責任
・一度確定すると注文ミスの修正、取消も不可能(1分以内は可能など柔軟にしてもよいのでは)
客の負担軽減というよりは店員の負担軽減も含めたものと思われ、始まったばかりのサービスなので色々課題もあるがレジに並びたくない、スムーズに受け取りたいという人は是非活用してもらいたい。