メルペイ客「iDってなんですか?」コンビニ店員困惑の訳

メルカリの売上金を各加盟店で支払いに使えるコード決済サービスである「メルペイ」がスタートしたが、コンビニの現場では早速大混乱が起きている。メルペイ客がコンビニ店員に対して「メルペイで支払い」と申しつけ、コンビニ店員がPOS上の支払い選択画面にその選択肢がないので「??」となるという光景が現実に起きている。つまり、サービス展開時のメルカリ側とコンビニ本部の連携、確認が取れていないのだ。
メルペイはコンビニにおいては実質iD支払いとなるのだが、それを客に伝えると「iDってなんですか?」となる始末。つまり、その程度の知識しかない客がメルカリには多数いるわけで、そのような客をコンビニに来店させるとiDの話からしなければならない。メルカリ側はコンビニ店員に対して一件1,000円などきちんと手数料を払ってくれるのであれば良いが、そうではない。細かい部分をコンビニ店員に押しつけて、メルカリ側は加盟店から手数料だけ取っていくというビジネスは考え物だ。

メルカリのユーザー層はテレビCMから来たような層が多く、いわばスマホに不慣れな層である。設定画面が複雑なのであればもっと簡単にし、ワンタッチで全ての設定が完了して今からすぐに使えますよ、コンビニでは支払い方法は店員さんにこう言うんですよ、というぐらいにしないとその細かい設定を聞かれたり持ち込まれたりするのは現場の加盟店そのものであり、一分一秒単位で仕事している加盟店の負担が増えるようであればメルペイを導入するメリットはないので撤退していく加盟店も出てくるかもしれない。ペイペイなど既に競合が多数乱立している令和の現代において、今後新規ユーザーを獲得するため巨額を投じて大規模なキャンペーンを実施するらしいが、使える条件が複雑で使いづらい、18歳未満は不可、客も手数料がかかる、かつ客層を考えるとちょっと・・・と考えているユーザーも多いようで、メルペイがペイペイ並みに普及して市民権を得られるかどうかは疑問符が浮かぶところである。