コンビニ人手不足 原因は連絡ノート?

コンビニの人手不足は今に始まったことではないが、多くの店舗を見ていると原因は店長がすぐ怒る、すぐキレるなどの性格の悪さ、もっといえば連絡ノートにあるのではないかと考える。

上の図は実際の店舗のノートではないが、それに近い物を再現したものだ。もちろん何かいいことをして従業員を褒めるような使い方をするのであればいいが、ほとんどの店はそういう風には使われていない。売上の高い店は連絡ノートに書く暇もないので書くこともないが、一方で売上の低い店はラッシュもなく暇で、かつ売上の高い店からすればどうでもいいミスを、まるで重大なミスのように取り上げ、従業員のミスを晒し上げて犯人捜しをしようとしたりする。特に女性が手紙代わりにネチネチと長文をノート1ページにわたって書いているような店も中には存在する。こういう風潮は改めなければならない。見分ける法則は「買い取って、弁償」「n度目、n回目など回数の強調」「名指し批判」「困ります」「多すぎますor少なすぎます」「きちんと、ちゃんと」など曖昧な指示や表現があれば悪いノートでありこれらの記述は改善する必要がある。売上の高い店でもノートがある店はあるが、1年で1冊が埋まる程度で中身を読んでも「82円の切手がなくなりました」程度で本当に業務の連絡のために使われている印象で、誰かのミスを晒したり指摘したり、そういう読んでいて気分の悪くなる記述は一切ない。従業員はまず出勤したらノートを読むように指導されているが、もしよくない記述があれば出勤して数秒で気分が悪くなる、そしてそれを客や他の従業員にぶつける、そしてまた誰かがノートに書く、誰かが辞めていき人手不足になる・・・の無限ループなのである。コンビニ関係者の間では最近「人手不足の店はより人手不足になり、人余りの店はより人余りになる」と両極端の現象が起きていると言われているが、大きな原因は連絡ノートに違いない。

口頭であれば正確に言葉の意図を判断できるものの、文字だけであれば相手の受け取りようによってその解釈は変わる。傷つかない人もいれば傷つく人もいる。ノートを書く側は「ちゃんと仕事をして欲しいから」「店長の許可はもらっている」等と言うが、60点や80点でも店は運営できるしクリンリネスにこだわる時代はとっくの昔に終わっている。本当にそれで売上が上がると証明できるのであればいいが、証明できないことを感情論で押しつけられてもそれは単なる感情論でしかない。これらの人は突っ込まれると店長を盾にするのが特徴で、その人も他人から見て完璧に仕事できているのかという論点はある訳でお互い様なのである。頭の良い人はノートに書いて得られるメリットとデメリットを瞬時かつ総合的に判断するので、本当に必要な業務連絡以外はノートには書かない事が多い。ノートを運用するのであれば全員にとって役立つ情報、口頭で話す内容、つまりどうしても必要な事のみノートに記載する、個人のミスやしてほしい事などは書かないようにすべきだ。中にはノートが行方不明で、探したら出てきたが半年前で止まったまま、という店もあった。人手不足を解消したければ連絡ノートを廃止して原則口頭での引き継ぎにするか、店長あるいはマネージャーまたはお局的な人間が性格を変えるかのどちらかしかないだろう。