最近街中を走っていて軽でも白いナンバーを付けている車が増えてきましたが、どういう仕組みになっているのかまとめました。
・目的
国がオリンピックの機運盛り上げのために、オリンピックの記念ナンバーを発表したためです。これの背景色は白になっていますが、同じものを軽自動車でも付けることができます。
・対象は?
新車、中古車、自家用、事業用など今車を持っている、あるいはこれから買う全ての人は形態を問わず申し込め、かつ番号は同じで、廃車まで使うことができます。
・申込期間
2019年11月末まで(予定)となっていますので、早めに申し込みましょう。
・価格
地域によって異なりますが、7,000円~8,000円程度です。
・どこで?
自分でウェブサイトで申請するか、それが面倒ならばお近くのディーラーや自動車販売店に申し込んで下さい。最近はディーラーの方から軽を検討している段階で「白いナンバーにできますがいかがですか?」「見積もりに組み込んでおきましたので」と声かけしてくれる例もあるようです。
この施策の本当の目的は軽の黄色いナンバーを白にしたいというニーズがあるのを承知の上で、国としてもお金がないので追加の収入を得たい、ディーラーなど自動車販売店も軽を売りやすくなるという両者の利害が一致した結果でしょう。普通車でマークを付けるだけの人はほとんどいないでしょうから、軽や事業用を申し込む人が多数だろうと国も考えているはずです。例えば高速道路などで普通車と軽で料金体系を分けているような場合どうするのか、円滑な交通に支障を来すなど賛否両論もありますが、「黄色はダサい」と考えている軽のユーザーからは概ね好評のようで「煽りが減った」「軽が道を譲ってくれた」など普通車を運転している気分になれますので、軽の人は交換を検討してみて下さい。
