au新料金プラン最大4割引完全攻略 単身には恩恵なし?!

auの新料金プランが複雑怪奇で読み取れないという人が多いが、仕組みは単純で全員一律4割引という仕組みではなく、「固定電話もない、家族契約でもない単身だけの人は割り引きません」ということだ。
auスマートバリューとは、auの提供するネット+電話またはスマートポートと同時契約で割引される仕組みのことだ。これに加入しないと最大割引が得られないので販売店は強く加入を勧めていくはずだ。これに入る事を前提で割引額を強調しているのでいわゆる抱き合わせ販売だ。

□auフラットプラン7プラス
7GB+人気のSNS使い放題、それ以降は300kbps
料金 5,480
スマバリュ -1,000
家族割プラス 3人 -1,000、2人 -500、1人 0
家族CP(~9/30) -1,000
例(家族3人でCP適用) 2,480
例(単身で割引なし) 5,480

□auデータMAX
容量制限なし(テザリングは月20GBまで、それ以降は128kbps)
料金 8,980
スマバリュ -1,000
家族割プラス 3人 -1,000、2人 -500、1人 0
スタートCP(6ヶ月) -1,000
家族CP(~9/30) -1,000
例(家族3人でCP適用) 4,980
例(単身で割引なし) 8,980

□新ピタットプラン
使った容量に応じて3段階の料金が自動で適用
料金 ~1GB:2,980 ~4GB:4,480 ~7GB:5,980
スマバリュ -500(1GBは適用なし)
家族割プラス 3人 -1,000、2人 -500、1人 0
家族CP(~9/30) -1,000
例(1GB家族3人でCP適用) 980
例(1GB単身で割引なし) 2,980

□通話料
全プラン共通 20円/30秒
通話定額プラン(オプション)
・通話定額ライト(5分以内無料) 700 (12ヶ月間はCPで-200)
・通話定額(完全無料) 1,700

この3つのプランは完全に性質が異なるので、日々のデータの使い方に合わせて適切なプランを選択することが必要だ。これを見ると、「スマートバリューに加入しない」「単身」の場合は期間限定のキャンペーン割引しか適用されず、そのキャンペーンが終わると一番高い料金設定になり、無制限のデータMAXプランを除いては下手すれば他のプランの方が安いという事も考えられる。ちなみに米粒ほどの小さい文字で書かれているが、これらの料金は2年契約を前提とした料金で、実質の2年縛りであり途中解約した場合は9,500円の解除料がかかるほか、機種購入を伴わない他の料金プランへの変更ができないようになっている。料金比較でよく4,900円の1GBのスーパーカケホが引き合いに出されるが、これは端末購入補助(毎月割)があるのでこれとの比較は不適切だ。端末購入補助のない分離プランである今のピタット(スーパーカケホ)が3,480円で、新ピタットの1GBに通話定額ライトを足すと3,680円であり200円値上がりしていることになる。(ここの帳尻を合わせるために一年間200円引くCPで実質は同じですよと宣伝するに違いない)新プランの唯一のメリットはテザリングが無料になったことぐらいで、2年縛り強制・料金プランの変更ができないことを考えると前者の方がお得なのは間違いない。
今回auが政府の4割引要請に対して示した答えは全員に対して純粋に4割引とするのではなく「3人以上で契約すること」「スマートバリューに加入すること」この2つの条件が整って初めて政府の条件を満たす4割引になるもので、9/30までのキャンペーン割引や6ヶ月間限定のキャンペーン割引も計算に入れるのであればその期間だけ4割引で、それ以降は4割引では無いと言うことになる。政府が横やりを入れるとキャリアはまた複雑怪奇な料金プランを出してきて、政府が求めている単純なプランとの逆方向を突き進んでいるのが現状で結局困るのは消費者である。政府もきちんと「○○加入、△△加入などの条件一切無し、期間限定のCP禁止、新しいプランを作るのも禁止。今のプランの1GBあたりのパケット単価を下げよ。下げなければ指導」などというように、通信会社の逃げ道を作れないしっかりとした指示を出す必要があるだろう。