コンビニ支払で収入印紙代請求 店員の不慣れが原因か

コンビニで公共料金を支払ったら収入印紙分の代金が請求されたという問題がネットで話題になっている。明らかに店舗のミスで後日代金は返金されたそうだが、なぜこのような事が起きるのかまとめてみた。

基本的に公共料金における収入印紙の正式なルールは以下のようになっている。
5万円以上(税金を除く)の場合、店舗負担で収入印紙を貼り、収入印紙の上に割印をする形で店舗印を押す
※条件に当てはまる場合レジポップアップが表示されるチェーンもある

この収入印紙は、経費処理を終えた数量分を販売用とは別に確保している店がほとんどで、ドロア内などに入っていることが多い。単品で買う人もいるのでその為にレジ上には収入印紙販売用のボタンが設置されているが、それはあくまで単品で購入を希望した客にのみ押すもので、今回のように公共料金の支払いの時は押す必要は無い。今回ミスした従業員はそれを押して客に請求した可能性が高い。
現場では未経験者に対し、ほとんどの店で面接に来たら即採用、翌日には早速レジに立ってもらわなければいけないほど人手不足が常態化しており、公共料金の取り扱い方を教えることはあっても収入印紙のルールまで教えている暇が無いのが現状だ。ほとんどの一般消費者は万が一貼り忘れていても軽い指摘程度であるが、意識の高いお役所の人間などは貼られていないとわざわざクレームを入れてくるケースもある。また、外国人では指導が上手く伝わらず全ての客に収入印紙を貼っていて店舗に多大な損失を生みだしていたというケースもあった。いずれにせよ、この複雑怪奇な収入印紙のルールを外国人まで理解できるのか、ということを考えるとそれは到底不可能に近い。従業員も従業員で分からないことを勝手に実行するのではなく、分からない事は店長または店長クラスの分かる人間に聞いてから実行すべきである。そのような風土になっていない風通しの悪い環境になっているのは店側の責任であり改善する必要がある。
このような現状を鑑みると、コンビニ本部側もレジのソフトを修正し公共料金と同時に印紙のボタンを押すとエラーを出す、国としても収入印紙を貼る金額を10万円以上にする、あるいは収入印紙を貼るという事をそもそも辞める、など抜本的な対策を考える必要があるだろう。