5回欠勤でクビ?100%出勤を求められるコンビニ店員

コンビニ店員は低い賃金の割にスーパーマン的な品質を要求する、最低賃金でスーパーマン募集、最低賃金でこき使える奴隷的な人材を募集するから人手不足になっているのだ、というのは既報の通りであるが、コンビニ店員は最低賃金でその高い質のみならず、高い出勤率も求められる。キツすぎて外国人が3日で飛ぶのも無理はない。一般の会社ならば「電車が遅れました」「風邪で休みます」「体調不良で休みます」などで簡単に遅刻や休めたり、公務員であればシステムでポチッと年休取れたりするが、コンビニ店員は店長の許可が無いと休めない。シフト制のため1分の遅刻すら嫌がられるのが現状だ。そもそもその時間帯の職務を代行できる代わりがいないギリギリの状態で店を運営しているので前日や当日はほとんど休めないし「人がいない」「代わりがいない」などという理由で許可されないと言ってもよい。同じマークの店から融通すればいいだろうと思うかもしれないが、同じマークでありながら運営は別なので人の融通はできない。そのチェーンの社員を呼べばと言う話だが、個人事業主の盾に阻まれ本部社員がオーナー店の手伝いをすることは滅多にない。休み希望を入れていても都合がつかないから解除してくれと言うのもよくある。なのでコンビニで柔軟な働き方をするのは不可能で、主婦が続けるのはなかなか難しい現状がある。

当日に連絡を入れて休んだだけでもかなり厳しく見られる。休むなら一週間以上前に言わないと受け付けてもらえないのが現状であり、当日連絡せず休むのは論外である。祝日、GW、クリスマス、年末年始なども関係なく暦通り仕事である。当初の面接で決めた契約日数より多くの日数を入れておきながら休むな、ベテランの休みは許されるのに新人は休むな、というのがコンビニ業界なのである。無茶な話だ。
そして半年の間に5回休んだ(有給は除く)など、使用者がこの人使えないな、と思った時点でクビを宣告される。この基準は一般の会社に比べても厳しいはずだ。実際にはクビというよりは「忙しいなら辞めたら?」「こちらのシフトに応じて頂けないならもういいので」みたいな感じで退職を促すのだ。このようなやり方は違法であるが、オーナー自体労基法をきちんと読み込まず店舗運営しているのでこのようなやり方がもはや当たり前になっている。毎日のように遅刻する人は一般の会社でもクビ候補になるが、一方コンビニではクビにしたいが人手不足のためクビにできないクビ候補の店員も沢山いるのが現状だ。仕事できなくてもいいからせめてレジだけは打ってくれる、時間通りに出てくれる店員が欲しいがなかなか都合良くはいかないのだ。コンビニ業界の人手不足は「仕事もできて時間通りに来てくれる人」「シフトにたくさん出てくれる人」「無遅刻無欠勤で休まない人」を望んでいるがこれを満たす人材が減ってきているから人手不足なのであり、これに関しては雇用側が考えを改める必要がある。機械にやらせれば24時間365日無給で働いてくれるから機械に働かせればどうですか、という勢いだ。
政府が推し進める働き方改革とは逆の方向をいくコンビニ業界。厳密には過度な競争は控え適正な店舗数にする指導のようなものだが、これは国が排除しようとするのも納得がいくだろう。