静岡県、県境付近のボーリング調査で三者合意 リニア黒幕は東電?

静岡県が、田代ダムが取水停止中であり「この期間であればむしろ水量が従前より多いので構わない」として川勝前知事が頑なに拒否していた300mを超えて静岡県手前までのボーリング調査を認める発表を行った。ボーリング調査のすべてを認めたわけではない点に注意が必要だ。

そもそも東電が田代ダムを管理しているのもリニア問題の障壁となっており、田代ダムの立地は本来中部電力の管轄だ。1年半後東電が「メンテ工事が終わったので取水再開します」と言いだしたら流域の主張も変わる可能性があり、東電の発電所は殆ど管轄外の地域に立地しているのも問題であり管内の発電所は銚子沖で風車をグルグル回しているぐらいであるが、福島原発事故を起こし実質国有企業になった訳で福島の責任も道半ばである東電は偉そうな事を言える立場にはなく、今は動かせ・今は止めろといわれるのも東電側からすれば面倒なはずであり将来的には田代ダムのすべての所有権や管理権をJR東海に譲渡したほうが良いのではないかと思うぐらいである。
鈴木県政も3週間ほど経ちようやく中身が見えてきた人も多いようであるが良くも悪くも映えを意識しない普通の知事、長い物には巻かれろという考えで大村氏の主張を取り込んだ姿勢になりつつあるようでリニアについても「科学的な議論を重視」「みんなが賛成なら賛成」と新しい考え方を示し前知事が一人で反対していたのは何だったのかと言うぐらいの進みっぷりであるが、周りと喧嘩しない知事である事は明らかでリニア問題も一歩前進という事になるのかもしれないが、就任後数日で総理が出てきた意味を鑑み慎重かつスピーディーに事を進めてもらいたいものである。