大手三社で純増凍結したコンビニ本部 他社との協業模索?

大手三社で競うように毎年1000店舗クラスの純増を続けてきたコンビニ本部が、ここ5年程度はほぼ純増100店舗程度で推移している。時短問題発覚以降、法的拘束力は無いが経産省に呼出を食らい世耕大臣(当時)から雷を落とされオーナーとの関係を修復するように指導が入ったのが大きいだろう。(メインで怒られたのはセブンでそれ以外のチェーンはほぼ無傷だったようだ)純増凍結という事は企業の売上増加を新店舗で補う事は不可能になったと言える訳で、各社ともいかにして商品価値・店舗価値を上げて既存店売上を伸ばすかという知恵比べ合戦に入ったようだ。

ローソン(三菱商事系)はウーバー強化、そしてKDDIと提携してポイント等の金融事業を強化すると発表した。ファミマ(伊藤忠系)はセブンの二の舞を繰り返さないように強固なセキュリティで運営しているファミペイ、サイネージ1万店達成、特殊詐欺対策、そして大手三社唯一の国産チェーンという強みを生かして最近はJR各社との連携も進めているようだ。セブンは他社との連携・提携は行わず自分で頑張る方針のようで、セブンナウ・スムージーを強化するとし、不採算が続くスーパー事業の閉店を加速するとしており、各社共に大量出店時代の黒歴史を反省しつつ今まで築いてきたブランドイメージや資産等を生かし生き残りを懸けた知恵比べ合戦は今後も続いていきそうだ。