四国新幹線、四電社長就任で機運醸成加速 観光客増加の起爆剤期待

四国新幹線期成会会長に、四国の中で最も経済を回しており金持ち企業と言っても過言ではない四電の社長が就任した。四県の仲は問題無いというかむしろ仲が良く、そして徳島県知事が交代した事で瀬戸大橋の空きスペースを使う岡山ルートで一本化された事もあり大いに機運盛り上がりが期待されるが、先送りできない課題に対処するとしてリニア新幹線と共に四国新幹線を進めたい岸田総理の思惑が垣間見える。(リニアで変に大阪まで2037年全線開業と発言していたのも四国新幹線とセットという考えなのかもしれない)
四国新幹線建設については「四国には人がいないから作る意味が無い」等という意見もあるが、四県共に観光県であり内需を回せなくても外から呼び込む力を十分持っている事はうどん県・瀬戸内芸術祭・ものがたり列車のヒットで証明された訳で、飛行機があると言っても当日分は高く便数が少ないので新幹線が出来れば乗る人は一定数出てくるだろう。ストロー効果を懸念する声もあるが、今までも首都圏に吸われないように必死に観光施策を実行してきているので全く問題ない。新幹線は政治家自身が選挙活動で困るという名目で作られた経緯があり総理が赤線を引けば建設されるとも言われており、客数よりも政治力が物を言うのは間違いない。JR四国は「コメントは控える」としているが泉元社長は「単線新幹線で四県を結ぶべきだ」としており、新幹線が運行される事になれば主要在来線は切り捨てず東海のようにJRが両方運営するのが望ましい。
そして政府はJR四国に対して収益改善を求めているが「首都圏にマンション作って稼げ」みたいな出稼ぎを要求しており、最も収益が得られる新幹線というカードを自分で塞いでおきながら赤字を何とかしろというのも自己矛盾している話で新幹線を作らないという最悪の選択を続ける行為は四国の観光施策等の頑張りを受け入れていない事と同義で、香川県側は殆ど準備ができているのだから後は政府が四国の発展を信じて2兆出せばいいだけであり、50年以上貫いてきた判断をひっくり返す事ができるのか、先送りできない課題に対応される事を期待したい。