LINE、著名人なりすまし対策強化 ようやく重い腰上げたLINEヤフー

LINE等で著名人を名乗った不正アカウントが乱立し詐欺の温床になっている問題で、「友達追加時の注意喚起画面表示」「著名人不正ユーザーは削除する」「不正に著名人を名乗っているルームは潰す」等の対策を発表し、ようやくLINEヤフーが重い腰を上げたようだ。警察の指導を受けて渋々という形かもしれないが個人的には100年遅いと考えており、もっと早くやっていれば防げた被害がたくさんあったかもしれない。

そもそもの発端は「公式アカウント」に認証制度が全くなく、通常のアカウントを持っている人であれば何ら費用負担なく誰でも作れてしまうという問題でありこの仕組みを詐欺師が悪用している可能性が高い。あるにはあるがアイコンの色の違いのみで機能の違いがない時点でそれは形骸化していると言っても過言ではない。マークが付いているから安心と言っても灰色のマークは誰でも付くので実は安心ではないのである。運営側もこの脆弱性は認識しているはずであるが、そもそもメールアドレスや電話番号で身元は証明できているしそういう使い方をする人はいないと見過ごしてきたのだろう。しかし、今や電話番号やメアドも使い捨ての物がある訳で認証手段としては脆弱だ。そもそも灰色は本来マークを付与してはならない。
公式アカウントを取ると自動送信メッセージ等を実装でき、例えば著名人の画像等にしておき適当なメッセージを設定しておけば、客からすれば本当にその人からメッセージが届いたような錯覚に陥ってしまうのである。
職場・サークル等の身内で使いたいというように正しく使う分には公式アカウントの機能自体はいい機能だと思われるが、国内最大のメッセージアプリならば同時に不正対策も必須であり公式アカウント登録希望者全員に対して身分証の提出を義務化、法人・自治体しか作れないようにする、登録料の設定、全員運営側の審査を受ける、1通あたり数円等の有料化等を検討すべきであると言えるだろう。