JR東海が空港新駅に舵を切った理由 不可能を可能にするのがトップの役目

JR東海が、これまで一貫して「絶対不可能」等と主張してきた空港新駅について「対話していきましょう」と柔和姿勢に舵を切った。これは30年以上続いてきた会社の歴史を覆す大きな方針転換と言えるだろう。川勝前知事は「空港新駅とリニアは関係ない」と一蹴しており尚更関係者を悩ませた所であるが、鈴木知事は就任当初から空港を猛プッシュしておりある意味では答えが分かりやすいと言えるだろう。
特に山田元社長は現在で言う誹謗中傷に近い極めて残念な発言を静岡県に対して浴びせており「空港新駅は絶対に不可能」「熱海三島の駅設置は間違いだった」と言ったのである。現役県議が自身のブログで発信しているのでそれを読むと分かりやすい。しかし、三島が今では観光の拠点として会社の中でも最も大切な駅になっている事についてどう思うのか、この社長に聞いてみたいものである。メディアに出てきて発言を撤回するか、メディアに出る気が無いのであれば会社としてこの社長の発言を反省してどういう施策を打ち出すのか庶民はしっかり見ていくべきであろう。
期成同盟会は「空港新駅が有効」として総理にも要望書を提出したようであるが、これらは逆に見込みが立っている、あるいは計画が確定しているような時に行われる茶番でありもはやリニアを前に進めるには空港新駅しかないと政府も考えたのだろう。700億と言われる費用をどうするかという観点であるが、県が出せないのであれば国が出せばいいのである。900億かけて猪瀬ポールを引っこ抜いたのだから国からすれば安い物だろう。どちらにせよリニアはもはや国家事業、国策に格上げされた訳であり「不可能」「難しい」だけを唱えて出来ない理屈を並べるのではなく不可能を可能にするのが社長及び総理の役目であり、その役目をしっかりと果たしてもらいたいものである。