イオンモール、26年ぶり新規出店ゼロの衝撃 消費者の行動様式変化?

イオンモールが、26年ぶりに新規出店をゼロにしたと発表した。建設業界の人手不足や資材高騰を受けての物で、現在計画中の案件も数年間先延ばしするとしている。
イオンモールのような大型ショッピングモールは多大な雇用を生み出す反面、個人商店や地元のスーパーの経営に打撃を与えるという負の側面があるのもまた事実で、機械的に許可する知事が多い中、特に全国チェーン店を嫌ってきた静岡県では殆ど許可されずイオン側の提案を拒否して「ここならいいですよ」と行政側が不利な立地を提示した可能性が高い。経済規模の割にモールは3店舗と明らかに少なく、あるにはあるが御殿場線沿線等、儲からなさそうな立地しか許可されていない。ららぽーとは国道1号への建設を許可されたが、それでも様々な条件が付いたのは間違いないだろう。
何でも一箇所で揃うというのは大きな利点であるが、そもそも消費者自体が広大なフロアを歩くのに疲れた事、及び感染症を経て何でも通販で手に入る部分を覚えた事、飲食もウーバーで揃う事、となればモールでしか手に入らない価値を提案できない限りは縮小していくのは間違いない訳で、ある意味では静岡の戦略は正しかったのかもしれないが、画一的なフォーマットのコピペではなくいかに時代に合わせて変化できるかが問われていると言えるだろう。