鈴木知事、ボーリング調査容認 信頼損ねた川勝県政の建て直し急務

鈴木静岡県知事が、リニアについて「基本的にはボーリング調査はやるべき」と容認する意向を示した。新野球場については「メディアは3案にこだわりすぎ」と注文を付けつつも「構想全体も含めて見直す」と大村候補の方針に転換し、東部医学部誘致については「現実的には難しい」として公約撤回を表明した。意外と判断は今のところ間違えておらずスピーディーに判断を打ち出す菅前総理のようなキャラなのかもしれないが、就任したにも関わらず大村候補を支持した県民・県職員やメディアからは厳しい目を向けられ、自民改革会議は例のカードを持っており一歩対応を間違えればアウトという点では市長時代よりも大変かもしれない。ただし浜松市出身で信州で小鳥とお話ししている人と異なり全く縁もゆかりもない地域出身の人ではない事、質問したら歌を歌い出す人と違って質疑応答がきちんと成り立っている点は評価ポイントだろう。

ボーリング調査は健康診断で言えば採血しないと体の詳細な状態は分からないのに100ml採血したら倒れる!と断固拒否してきたのが川勝県政であり、車で言えば暴走を繰り返しあちらこちらに喧嘩を売りまくり、時には隣の家(他県)にも喧嘩を売りまくり、リニアに関してはハチャメチャであったがJR東海がラブライブ関係の施策を打てば打つほど静かになっていった側面は否めない。その点では観光施策をやりさえすれば他の部分が劣っていたとしても全て許されたのが川勝県政であるが、鈴木県政は東海とどのような関係を築くのか、リニアに関してどのような判断を示し実行に移すのか、まずは川勝県政が散らかした破片を片付ける所から始める訳で、各所との関係修復も含めて高度な政治手腕が問われていると言えるだろう。