静岡県知事選、自民の本音「リニア推進なら誰でも良い」

静岡県知事選挙において、立憲が幹部クラスを投入する一方、自民は幹部等を投入しなかった。本来であれば岸田総理が「俺の手でリニアを開通させるんだ」と言っている訳であるから総理自身が来てもおかしくないレベルの選挙であるが、自民本体の裏金云々で回避したというのはおそらく建前で「川勝でなければ誰でも良い」「リニア推進なら誰でも良い」「川勝いないしほぼ全員推進なので幹部が動くほどではない」が本音なのだろう。リニア反対の候補もいるようであるが、川勝前知事のように「山梨も掘るな」等と謎理論を展開すれば議会によって引きずり下ろされるのである。
知事は都道府県の規模にもよるがいわば巨大企業の社長で年間1~2兆円の巨大な金を動かす権限と各種許可権限がありどの場所にどの店を置くかまで操れる訳であるが、動かし放題かと言われるとそうでもない。カネの使い道については議会で監視され、場合によっては追及も受けるので例えば自分の好きな企業にカネを垂れ流しという事が発覚すればマスコミ報道されるのは言うまでもないだろう。そして災害や感染症のようなイレギュラーな事態が起これば速やかに正確な判断及び実行が求められ、地域によっては県域テレビ局のニュース等に出る機会も多いだろう。もっと言えば知事は政府の意向には逆らえず逆らうと予算削減等の反撃がありうる訳であるが、知事より偉いのは議会であり議会に逆らう事はできず、現状静岡では自民改革会議が第一党なので誰が知事になったとしても自民の意向が反映されやすい傾向は何も変わらず県の顔(アイコン)を誰にするかに過ぎない。
27日明け方には大勢が判明する情勢のようであるが、誰がなるにしても地域間対立をせず議会と喧嘩せず災害対応の遅れでやれ携帯番号を交換したとかしてなかったとか幼稚なやりとりをせず川勝県政の悲劇を繰り返す事が無いようにしてもらいたいものである。