コンビニ タイムセールが増えた理由2つ

セブンで朝セブンのおにぎり100円が紛らわしいと話題になったが、なぜこのようになったのかまとめてみたい。

一つ目の理由として、基本的に本部は客のことはあまり考えておらず数字しか見ていない。例えば「7時台の客数が前年比で落ちている→7時台を強化する施策を→朝セブン」といった具合に施策を行うには何らかの理由付けが必要で、その理由がないと上司のOKが出ない。施策は客から見ればお得というイメージだが、本部から見ればデータ取りのイメージしかない。
そのデータを元に加盟店に「去年はこれだけ売れましたのでこれだけ発注して下さい」などという風に使うので、データはとても重要だ。
施策は客を刺激するので来店動機に繋がるが、一方で以前と同じ物を繰り返すとマンネリ化して飽きて効果が薄れてしまったり公取がケチを付けてきたりする。これらのリスク回避と新しいデータ取りも兼ねて新しい施策を導入するケースも多い。

もう一つの理由は本部もお金がない、予算を最小限にして最大の効果を発揮できる点だ。値引きの原資は本部が負担するので、当然枠というか予算を確保して値引きを行う。例えば時間帯を限定せず揚げ物全品20円引きというセールを実施するとして全店舗合計で一日200万個売れるならば本部が負担する金額は理論上一日4,000万になる。これを例えば16~24時にしてその時間帯の売れる数は全体の半分ですよとなるならば予算は半額の2,000万円で済む。4,000万でも2,000万でも揚げ物を値引きしているということは客に伝わるのだから、それならば2,000万の方が安くていいよねとなるのだ。

騙すというと言葉が悪いが「揚げ物20円引き」「おにぎり100円」など大きい文字にして買わせるのが本部の思惑だ。場合によっては諸条件がある場合もあるので、周りに小さい文字が書かれていないか確認することが必要だろう。またそれについて店員に文句を言う客もいるが、コンビニの施策は店員が決めている訳ではなくて全て本部が決めているので不満があるならば本部のお問い合わせ窓口に文句を言うようにしよう。