不謹慎ツイートは社会を萎縮させる?

球団が撮影した黙祷の写真が「撮影している本人は黙祷していないではないか。不謹慎」ということで削除されたという報道があった。確かにクレーマーの言い分も一理あるかもしれないが、球団側の複数人のチェックを通過して情報発信している訳で、なんでもかんでもケチを付けていたら情報発信ができなくなる。最近はCM等もすぐにケチを付けられて終了というケースが目立っているが、昔できていたことが今できないのはやはりSNSの影響が大きいのではないだろうか。

SNSで不謹慎という人も実は切り取られた報道だけでコメントしていたり、他人のリツイートを見て書いているだけと、一次ソースや詳細な情報を見ずに単純にコメントする人が多い。効率良くたくさんの情報に触れられるのがSNSの利点なのでわざわざ一次ソースをたどる人は滅多にいないのだ。これにより誤った、正確ではない情報が拡散されて炎上となる。正確で正しい情報は炎上しないだけに、やはり炎上する理由は切り取られた情報にある事は事実だ。本心ではそう思っていなくても単純に流れてきたから、ノリで、みたいな感じで軽い気持ちでその情報の拡散を手伝っているとしたら問題だ。

冒頭にも書いたように、なんでもかんでも不謹慎と言っていると情報はこの世から消えてしまい社会の萎縮に繋がる。どこまでは許してどこから許さないのか明確な線引きは難しいが、「自分が迷惑を被ったか」「そうでないか」というのが一つの基準として考えられるかもしれない。これが球団のスポンサーがケチを付けるのならまだしも、全く関係のない第三者が言った所で単なるクレーマーでしかない。SNSは便利な情報共有ツールだが、その利用にもモラルやマナーが求められているのかもしれない。