保険会社は言わない!自動車保険の契約変えて差額返還も?!

自動車保険で年齢条件が変わったという方もいると思いますが、次回更新のタイミングでやっていたら損です。自動車保険の契約変更は、電話や対面で申し出ることで契約の期間にかかわらずいつでも即日可能です。一度納めた保険料は返ってこないと思うかもしれませんが、実は保険料が安くなる場合には一括払いの人は口座振込等で返還してもらうことも可能です。ただしこれらは保険会社から言ってくることはないので自分から言う必要があります。

契約条件の変更とは…
・年齢条件が変わった(誕生日を迎えた、子どもが乗らなくなった等)
・対人、対物、特約等の補償内容を見直したい
・車両保険をなくしたい、やっぱり復活させたい
・車両保険の価格を変えたい
・車を買い換えた などなど
*解約でも差額の返還があるケースもありますが、中途解約は等級進行が1年分遅れるためお勧めできません

ただし以下の条件があります。
1.日割ではなく月割
一年分を一括で払った人は返還がありますが、分割払いの人は翌月から適用で返還はありません。
2.時期は保険会社が定めた時期に従う
例えば4月7日契約の場合で4月20日に申し出た場合でも、「5月7日からの適用になります」などと契約内容変更の適用日を指定される場合もあります。
3.追加になる場合は徴収されます
車両保険の補償額を上げるなど保険料が上がる場合には差額を徴収されます。差額の徴収方法は今の支払い方法に追加か、コンビニ振込用紙の発送など各社対応が違いますので問い合わせて下さい。
4.保険会社が定めた料率に従う(一括払)
保険料の高い代理店型などの大手では計算通り返してくれますが、通販型保険は独自の料率(短期率)に従って計算されるため多少損します。通販型保険ではなるべく中途での内容変更はしないようにしましょう。
例えば年間保険料が6万円から5万円になったとすれば普通は1万円返ってくると思いますが短期率採用の保険会社はそうではなく、既に1ヶ月過ぎていた場合は25%ですから、10,000*(1-0.25)で、7,500円の返還ということになります。
5.口座振込での手続きの場合は1ヶ月程度の時間がかかる
返還となると差額を口座振込のケースが多いと思いますが、通販型保険の場合は「戻っては来ますけどいくらかは分かりません」「後で計算します」など滅多にいない客扱いされて時間がかかります。それで生活の足しにしようという場合には注意が必要です。

返還保険料やその扱いについては保険会社によって規定が異なるので詳しくは保険会社に聞いてみて下さい。