スマホ対応!Chromeブラウザを極限まで高速化する6つの方法

少しでも早いネットサーフィンのためには、少しでも速いブラウザが必須となります。
進化の遅いIEを使っている人など皆無だと思いますが、もしいるとするならばChromeへの移行をお勧めします。
IEに見切りを付けて新規開発されたEdgeはIEより少しはマシですが、所詮少しマシな程度です。
なぜ重いかというと、マイクロソフト純正プラグイン(のようなもの)が無効化できないために重いのです。根本的なレンダリングエンジンが残念という話もあります。
また細かい設定もできない為、Webに速度を求めず見られれば良いという人には良いと思いますが、中級者になってくるとそれでは満足いかなくなってくるのです。

1.Flashを無効にする(PC)

一時期一世を風靡したFlashですが、現在はほとんどのウェブサイト(報道ニュース系、ニコ動を除く)ではFlashは使われておらず、オワコン状態です。
YouTubeもFlashに代わるHTML5プレーヤーで再生できるようになっており、必要性は皆無です。
※iPhoneがFlashを搭載しなかった理由は、その消費電力の大きさにあります。ノートPCでもFlashを再生するとCPUリソースを消費し、消費電力が増大しバッテリー持ちが短くなります。
なぜFlashがオワコンになったかというと、HTML5の普及が大きいでしょう。
IEでは外部プラグインとして実行されるため脆弱性が指摘され、Adobeが毎月パッチを配布していますが、インストールの手間等考えてもやはりHTML5が優勢になるのです。

ChromeにはFlashが内蔵されていますが、その内蔵Flashを無効化する方法です。

このやり方は通常の設定ではできず、専用のコマンドをアドレスバーに打ち込むことで可能となります。
chrome://plugins/
を打ち込むと、設定画面が表示されます。
※最新版ではこの画面は廃止され、通常の設定画面に移動しました

ここで「Adobe Flash Player」の部分の「無効にする」をクリックします。そうするとその場で無効になり、全タブで表示されているFlashがその場で無効になります。
ついでに同じ画面でDRM管理に使われるらしい「Widevine Content Decryption Module」も無効にしておきます。著作権保護されたHTML5を再生するためと説明されていますが、課金型の映像サイトなどを使っているならば別ですが、使っていないならば無効にしておきましょう。
もし無効にしてしまっても、それを使うサイトがあれば「無効になっています。設定はこちら」というような表示がされますので、安心です。

2.細かい設定の無効化

一番リソースを消費するのがFlashなのでまぁ本題は解決したようなものですが、細かい設定も無効にしておきます。
右上の「・・・」から設定を開き、一番下の「詳細設定を表示…」をクリックし、以下のように設定します。
☑ ウェブサービスを利用してナビゲーションエラーの解決を支援する
☑ 予測サービスを利用してアドレスバーに入力した検索とURLを補完する
☑ 予測サービスを利用してページをより迅速に読み込む
□ セキュリティに関する事象についての詳細をGoogleに自動送信する
□ 危険なサイトからユーザーとデバイスを保護する
□ ウェブサービスを利用してスペルミスの解決を支援する
□ 使用統計と障害レポートをGoogleに自動送信する
□ 閲覧トラフィックと一緒に「トラッキング拒否」リクエストを送信する
送信系は何を送信されるかが不明瞭なので、全てチェックを外した方がよいでしょう。
また、スペルチェックも無効、「母国語以外のページで翻訳ツールを表示」を無効にすることでページの読み込み速度がさらに速くなります。スペルチェックはデフォルトでオンになっていて、しかも英語なので厄介。ほとんどの人にとっては不要でしょう。また、言語の設定から日本語以外の言語を削除し、日本語だけにしましょう。

3.拡張機能の無効化(PC)

「ただサイトを見たいだけ」「GoogleサービスはYouTubeとGmailぐらい」という人には、さらに無効にして欲しい機能があります。
設定画面左上の「拡張機能」をクリックし、Google オフラインドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライド、Google ドキュメントも無効にします。

4.chrome://flagsに入る(PC/スマホ対応)

ここから先はエンジニア向けの専用画面となりますが、さらに細かい設定が可能です。Windowsでいうレジストリ的なもので、うまくいかない場合や不具合が起きる可能性もあり得ます。自己責任で利用し、何かあった時はすぐに元に戻してください。
アドレスバーに「chrome://flags」と入れると専用の設定画面が出ますので、以下の項目を設定してください。
Only Auto-Reload Visible Tabs:有効 回線断になった場合等に自動でタブを読み込む機能だが、有効だと開いているページのみ読み込む。
Override software rendering list:有効 サポートされていないシステムでのGPUアクセラレーションを有効にします。
Hyperlink auditing:無効 ハイパーリンク監査のpingの送信を無効にします。というのが公式説明ですが詳しい意味は分かりません。
Experimental javascript:有効 試験運用版のJavascript。
Simple Cache for HTTP:有効 「ディスクスペースの割り当てにファイルシステムを利用する新しいキャッシュシステム」だそうですがこちらも詳細は不明。
Reduce default ‘referer’ header granularity:有効 通信時に相手サーバーに送るrefererヘッダを短縮することで少し時短に。
V8 caching mode:一番下のコンパイラデータに設定 Javascriptエンジンのキャッシュモードを設定します。
V8 caching strategy for CacheStorage:一番下のAggressiveに設定 積極的にキャッシュするという意味です。
GPU rasterization:一番下のall layersに設定 GPU合成。スクロールやページ遷移等にGPUを積極的に使うようになるが、カクついたり体感速度が下がると感じる場合も。近年HTML5等でページが重くなっているので有効をお勧め。スマホではバッテリー浪費の原因となるので非推奨。
Scroll Anchoring:有効 スクロール予測。
FontCache Scaling:有効 同じサイトで別サイズのフォントを使っている場合にキャッシュを使う。
Optimize background video playback:有効 YouTube等再生中にそのタブを見ていない場合は音だけ流し映像を止める。(消費電力削減効果有り。ただしそのタブに復帰した時一瞬ちらつきます)
Default Tile Width:1024に設定 一度に描画するタイル幅。Core i5搭載程度のスペックがあれば問題ありません。

Default Tile Height:1024に設定 一度に描画するタイル高さ。Core i5搭載程度のスペックがあれば問題ありません。
※Android版でTile WidthとHeightを1024にするとバッテリー消費量が増える代わりにiPhone並のサクサクスクロールが可能となります
Experimental canvas features:有効 実験キャンバスだそうです。
Enable fast tab/window close:有効 実際はタブを閉じてもすぐには閉じないそうです。これを有効にすると高速で閉じます。
Enable QUIC Protocol:有効 トリップ数を減らす新しいプロトコルです。

5.Chrome関係をセキュリティソフトの例外に登録(PC)

常にキャッシュしない設定があればよいのですが見当たらない上にシークレットウインドウでブラウジングするのも気が引けるので、代わりにChromeのアプリケーションとChromeのキャッシュが保存されているフォルダはウイルスが入り込むことはないだろうという前提の元、セキュリティソフトの例外に登録します。
C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Google\Chrome\User Data を登録しておくとよいでしょう。

6.自動更新サービスを切る

Chromeは、常に最新のバージョンで使ってもらう為に、定期的に最新バージョンを確認してダウンロードまでしています。
これはWindowsサービスとして動いていますが、月に1回程度自分で確認するわと言う人は切っても問題ありません。
コントロールパネル→管理ツール→サービスを開き、「Google Updateサービス」と書かれた物が二つありますので、ダブルクリックして無効に設定します。これを設定した所、通信速度が下りは3倍、上りは1割程度向上しました。

これらにより、快適なブラウザで快適なネットサーフィンを楽しむことができます。皆様もぜひお試しください。

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