個別学力検査等はなぜ等がついているのか 国大協に聞いてみた

入試シーズンといえば「個別学力検査等」ですが、なぜ等がついているのか国立大学協会に聞いてみました。

各大学が行う国語、社会、数学などの教科・科目による学力検査(個別学力検査)の他に小論文や面接、実技試験などを包括して表現するために「等」をつけていると思われます。ただし、詳しくはご覧になった募集要項を発行している大学へご確認くださいますようお願いします。

割とスッキリする回答をしてくれました。前期、後期はいずれも個別学力検査ですが、他にも学力検査があるのか?ないよね?ないなら等いらないよね?と思っていましたが、入試方式の話ではなくペーパー試験以外にも面接や実技などをやればペーパー試験だけではないということになるのでそこをぼかすために「等」をつけているという解釈のようです。
同様に「配点等」や「合格発表等」という表記もよく見られるので大学協会に聞いてみましたが、これについては項目や文脈で包括する内容が変わるため一概に答えられない、各大学に聞いてくれという回答でした。ここにおいての等は特に意味はなく単なる「配点」「合格発表」と解釈すれば良いというお役所回答かと思います。
等って書いているから他にも実施するのか?それは怖いという受験生も安心して下さい。基本的に受験要項に沿って試験はなされますので「等」とあってもそこに書いていないテストがいきなりなされるということは基本的にはあり得ません。もし疑問な事があれば大学等に問い合わせてみるのもよいでしょう。