結果にコミットできず ライザップ赤字に転落

「結果にコミット」で有名なライザップが70億の赤字に転落したと社長が発表した。
内訳を見てみると、どうやら将来成長する見込みのない赤字企業を次々買収しているようだ。買収価格より資産が多い、つまり10億の資産がある赤字企業を1億で買うという具合に帳簿上は安く買えて利益が出ることになるが、次の年からはその企業は赤字を垂れ流すのでごまかしは効かない。これを「負ののれん」と言い社長は上手くごまかそうと考えたが、買収反対の元カルビー松本会長と議論し正直に公表する事にしたようだ。
また雑貨の会社などダイエットと関係ない会社の買収も批判の的となっている。本体は黒字だが、このような関連企業の赤字が影響した。

さて本業だが、一番最安のシェイプアッププログラムでも298,000円とかなり高額でさらに入会費が50,000円かかるので合計348,000円だ。話を聞きに行った人もいるようだが内容を簡単に要約すると、トレーニングよりは個別室で面談等の指導が中心になるようだ。店は高級感があってスタッフの対応もよいようであるが、個別室では高額サプリの購入を迫られる。毎日何を食べたか専属のスタッフに送信してアドバイスをもらうことで信頼感を持たせる。一度加入して専属スタッフに依存してしまうとサプリを断れなくなり購入してしまう一種の洗脳商法といっても過言ではないだろう。ライザップには30日以内であれば入会費や会費等すべて含めて全額返金の制度があるが、物品は対象外である。つまり購入したサプリ等の金額は返ってこない。初心者でもとっつきやすいように運動やマシンで痩せるよりはサプリや食事療法で痩せるとアピールしているがサプリも他社より5倍高く、ノウハウも独自の物は皆無に近く、似たような内容はYouTubeで見る事が可能。それで30万円近く取るのは私の主観だがぼったくりとしか言いようがない。
支払いもクレジットカードは対応せず、現金振込またはデビットカードのみの対応だ。現金を速やかに手に入れ、金利の安い所で契約されたくない思惑があるのだろう。
「月1万円」と宣伝しているが、分割で支払う際の金利もジャパネットのように無料ではなくきっちり取られる。年利19.8%は10~100万円の法定金利18.0%を超えており違法の疑いがある。クレジットカードのリボより高く、まるで布団やマッサージ器を買わされているかのようだ。車のローンでもここまで高い金利にはならない。

株主も売りに動いておりストップ安の報道も出ている。赤字で株価も急落すれば今後の経営も難しくなるだろう。急成長する企業は慎重な見る目が必要だ。ネット上ではライザップは素晴らしいなどという意見も見かけるが、もし今ライザップに通っている人は本当に必要か家族等と話し合い、必要に応じて解約等の手続きを取ってほしい。太っていても生きることはできるし困ることは少ないのだ。