同じチェーンでも経営者が違う?! コンビニフランチャイズの裏側

皆さんがよく目にするコンビニ。しかし商品は統一されていても細かい部分の接客やサービスがそれぞれ違うと思った事はありませんか。
これは全国のコンビニの9割以上がフランチャイズ店であるためです。

フランチャイズ店というのは、個人や法人にのれんを貸し出して、その代わりに本部は上納金を受け取る仕組みです。
つまり田中さん(仮)がセブンイレブンを出そうと思ったらセブンイレブンに申し込んで審査を受けて店長になりライセンスを取得した上で土地建物を準備してセブンイレブンの看板(のれん)の貸出を受けて営業します。つまり、外から見ればただのセブンですが、中身というか実態は田中さんの個人商店というわけです。
同様の理論で考えると、全国に高橋さん(仮)や福井さん(仮)の個人商店がゴロゴロあるという事になります。都心などは個人商店ではなく法人や鉄道会社が経営していたりしますが、話がややこしくなるのでここでは個人商店という事にしておきましょう。
よって同じチェーンでありながらも高橋さんの指導と福井さんの指導は当然異なるでしょうから、店の雰囲気やキャラ、品揃え、接客の方法もそれぞれ違うという事になります。本部は方向性は指導しますが、最終的な判断はオーナー自身で決めるという体になっています。

またごく一部に、本部が直接運営する直営店もあります。直営店は、フランチャイズ店長・本部社員の育成や、新商品・サービスの実験店として使われますが、それほど数は多くなく各都道府県に数店舗あるかないかのレベルです。直営店とフランチャイズ店を素人が見分けるのは難しいとお考え下さい。また直営店だから上質な接客が受けられるという事は無く、本部社員がいる確率がただ高いだけで中身はただのバイトですのでフランチャイズ店と変わりません。
よく「同じ看板でしょ、なんとかできないの」などと指導を受ける事もありますが「経営者が違うのでできません」と答えています。田中さんに対して高橋さんの家の指導がなっていないと言われてもそんなの知らないという話ですよね。同じ看板でも経営者が違うという事を頭に入れておくとまた違った視点で店を見る事ができるかもしれません。