クレカ不正利用過去最大541億円 対策はあるのか?


経産省は、クレカ不正利用が541億円と過去最悪になったと発表した。物理的に財布を盗んで云々というのもあるかもしれないが、偽メール偽サイト等でカード番号等を盗むフィッシングが主な原因を占めているようだ。

その対策としてカード会社は3Dセキュア認証として会員がサイトに登録してそのサイトのパスワード等を入れない限り決済できない仕組みを開発しており、現在加盟店がそれを導入するかは任意であるが法令を改正してこれを義務化すべきであろう。特に詐欺師・犯罪者が悪用しやすい広域移動手段(飛行機や新幹線等)の認証はかなり厳しくすべきである。ただし、住所や氏名等もフィッシングされた場合、それらの入力で認証する二段階認証は当然突破される事も視野に入れなければならない。また、ブラウザを開発するソフト事業者等に対してブラウザ側が認めた正規サイト以外でカード入力フォームが出れば詐欺注意画面を表示するようにするのも良いだろう。
そして不正利用時の対応もカード会社によるが、基本的に損失を出したくないので補償には消極的だ。明細を選択して折り返し電話のパターンが多いが、その場で消える事はなくアリバイを証明しなければならず「被害届出さないと補償できません」というので泣き寝入りするユーザーも多いはずである。補償を迅速にすれば補償で儲ける輩が出るのでそこも留意が必要だが、単に不正をどうするかだけではなく経産省は毎月会社ごとに不正利用金額ランキングを公開する等、起きた後の対応に関しても厳しくカード会社に指導してもらいたいものである。