セブン銀行、マイナPで12億損失 過少見積り提出が原因

セブン銀行が、マイナポイント事業の参加に伴い12億の損失を計上したという報道があった。マイナポイントに参加して逆に損するというのは漫画のような話であるがマイナポイント付与分は事業者にとっては費用として計上しなければならないようだがそのままでは事業者の損失になるので国が同額を補助金として出すという制度を作ったようである。しかし未来の損失を国が永遠に補填する事は不可能だ。ポイントには有効期限があり、事業者によってポイントの使われ方が異なる為事業者に対して事前に「失効率」を提出させたようだが、セブンはnanacoの失効率を提出、しかし予想以上に使われた事で12億の損失となり国も再提出は拒否したようだ。一般人が宝くじを1枚買っても1億当たらないのに文書一枚のミスで12億が吹っ飛ぶというのは法人の世界は厳しい世界というものであり、他社も大なり小なり誤差は出たはずだが公に発表せず損失として処理しているに違いない。
例えばnanacoであれば数百円や数十円残した状態で失効させる人も多いかもしれないが、2万ポイント等といった巨額が一気に入るマイナポイントであれば一円残らず使い切ろうと考える人は多いはずだ。一方で国が(表向きの目的はマイナカード取得推進だとしても)キャッシュレス決済を宣伝し店での利用を促したという点で考えると広告宣伝費として考えれば12億は安いと言えるのかもしれない。セブンペイに続く自爆と言えるが今回は消費者の目には見えない自爆という事で、意外と金融関係でのヤラカシが多い訳で気を引き締めてもらいたいものである。