JR九州、ペイペイ等対応の券売機導入 全国初もなぜ各社保守的なのか

JR九州がペイペイ・楽天ペイ等に対応した券売機をJRグループで初めて導入したようであるが、JRグループではいまだに支払方法は現金・交通系・クレジットカードこの3点に絞られており民営化のメリットが発揮されていないのが現状だ。券売機としては全国初だが自社アプリでペイペイに対応したという点では実はJR四国が初である。コンビニ等ではQR決済はもはや当たり前なのにそれで電車に乗れないというのは不便と感じている国民は多いはずである。券売機の置換が必要となれば莫大な設備投資が必要になる背景は理解出来るが、最近はサイト上からそのまま遷移して各社ペイに移動して決済する方法もある訳でそれを導入すれば良いのにしていないのは理由があるはずだ。
1.信頼できない支払方式は採用しない
JRの基本的な考え方はこれに尽きる。JRグループは基本的にQR決済を信用していない。
2.不正利用の可能性
悪意ある者が他人のアカウントにログインして残高を詐取される等の脆弱性の解消
3.返金時の対応
返金時のシステムが構築されない限りは採用しない。
4.原則自社管内のみ
JR全体のシステム調整が面倒なので新決済方式を採用するにしても自社管内に限る。
広域移動を担うJRとしては特に詐欺師も含めた不正利用の温床になるのは避けたいのが本音のはずであり、QR決済事業者も鉄道業界に売り込むのであればその辺の不正対策もしっかりしてもらいたいものでありそれをしない限りはJRが決済方式を増やす事はまず無いと言えるだろう。