小林製薬「紅麹」自主回収拡大で新年度早々大波乱の様相

小林製薬「紅麹」の健康被害について1月に知りながら隠していた点は、このように問題が大きくなる事を知っていた可能性が高いが1月だと多くの企業に影響を与えるのでこのタイミングまで(麹だけに)寝かしておいた可能性も考えられる。3月末ならば企業への業績の影響も軽微だからであり、年度を跨いだとしても本体はともかく取引先に関しては5月ぐらいから営業活動を再開できると踏んだのだろう。

ネットでも混乱している点は、小林製薬「紅麹」が入院被害を起こしたと2つの問題がセットになってしまっている点だ。入院被害を起こしたのは小林製薬のサプリメントであり、こちらは原因物質がまだ特定されていない。そしてそのサプリに使われている原料の一つが紅麹であったがために関連があるとして念のために食品会社等が自主回収に動いているだけに過ぎない。そして紅麹自体は着色料にも使われる本来安全な物だ。
消費者庁が調査に乗り出すという報道も出ているが、サプリは国の分類上では食品であるがゆえにこのような被害等が起きた際の物質特定が困難であり全てが自己責任となっているが政府は医薬品同等の品質基準の策定をすべきであり、小林製薬は原因物質の特定、入院等を受けた患者への全額補償、そして紅麹の損失等、食品会社等が責任を持って自主回収等を速やかに広報できる体制作りを明確にしてもらいたいものである。