JR東海社長「10市町と気持ちは同じ」脱金子路線を鮮明に表明

JR東海社長が「ボーリングを早期に実施して安心してもらうというのは10市町と気持ちは同じだ」という発言をしたと報道されている。なかなか面白い語彙というか表現と思った所であるが、リニアに関しては前社長のようにアンビシャスに進めると失敗するという反省を踏まえているのだろう。金子前社長も優秀ではあったが有能ではなかったというのは残念である。CMでもついに静岡県内駅を使ったようで、静岡の数字的な売上は東名阪より下なのかもしれないがラブライブを含めれば東名阪に勝つはずで静岡のポテンシャルは極めて高い部分を歴代経営陣は無視していた訳で、過去の経営陣の過去の判断を反省して未来を変えようと必死に努力している点は多いに評価したい。

2023年8月に撮影した東海色のような空の夕焼けと豊橋駅である。使う機会がなかったので今回使う事にした。実際数字としても今年度の新幹線利用は伸び悩む平日に比べて週末は殆ど前年比超となっていて観光利用が鮮明に現れ神社長が神アニメとコラボして神会社になったと言える訳だが、金子・柘植・葛西路線から脱却して鮮やかなオレンジの夕焼けのように会社の施策を進められるかが、今まさに問われているのである。

静岡県は新幹線の確かな技術は評価している訳で、リニアに関しても東海であれば的確に施工してくれるはずで土の問題等も熱海のようなお粗末な業者ではない事から技術的な部分を否定している訳ではないはずだ。しかし流域市町が前向きだとしても知事がなかなか判子を押さないという点を考えると「県全体の経済的な発展に貢献しているか」「県全体の観光資源を活性化しているか」「地域に密着しているか」が答えである可能性が高い。国鉄は東海に対して新幹線を徹底的に磨くよう指示して会社自体も新幹線でボロ儲けしてきた訳であるが、在来線を軽視して観光で生きる静岡を軽視して新幹線以外の芸を知らなかったのもまた事実である。知事を批判している自民改革会議の議員も四国の列車に乗ってみればいかに東海が観光を軽視しているかがよく分かるはずで四国と同じ事をやるかは別として東海はまだまだやらなければいけない事が多いのである。年間売上2兆・利益5000億という莫大な富を得ておきながらそれを地域の為に使っていないとすれば県知事が許可を出さないのもある意味当然であり、既に国鉄ではなく民間事業者なのだからサッカーや野球のクラブ運営やスタジアム建設に関わっても良いはずであり、静岡県はラブライブに命を懸けているのだから東海もラブライブ運営に多額の資金を投資して一人でも多くのファンを増やし声優を輝かせコンテンツを光らせるべきであると言えるだろう。