静岡県がファミマだけ儲かる場所への出店を許可する理由

静岡県のコンビニ事情は店舗の数字上は大手3社バランスよく出店しているように見えるが、実際はファミマの比重がかなり大きい。ファミマは儲かる場所、田舎でも大きい駐車場が確保されるが、ローソンやセブンは駅からも遠く狭い場所しか許可されない。土地を押さえるのは民間の自由であるが、食品営業許可や酒の許可等、行政から許可が出なければその場所でコンビニを営業するのは不可能なのである。当方も全国色々行った事があるが立地に差を付けているのは静岡だけで機械的に判子を押して街がカオスになる知事も存在するが、静岡県はその会社がどういう会社かをきちんと見極めて許可・拒否を決めているようだ。全国チェーンなので許可されなければ他の場所に行けばいいだけだが、リニアはそういう訳にはいかない。

例えば沼津駅も、客数の多い南口かつ一等地にファミマが出店している。

対する北口はローソンがあるが、かなり駅からも遠い。しかもセブンに至っては徒歩圏に存在しない。沼津だけでしょと言われそうだが、熱海も同様で駅前はファミマしか出店していない。そして沼津駅とファミマの納品トラックという奇跡的な映える組み合わせである。個人であろうと大手チェーンであろうと地域を愛して地域に異常なほど密着する店舗には儲かる場所への出店を許すのが静岡県のやり方ということで、逆に言えば行政が大手チェーンの襲撃から守ってくれて個人店舗が大手に勝てる場所という事で、リニア前進のヒントもここにありそうだ。