アマゾン、送料無料を3500円に引き上げ ヤマト値上げ要請関係?

アマゾンが、送料無料基準を2000円から3500円に変更すると発表した。3月29日から適用される。2010年から全商品送料無料開始、2016年には2000円未満の送料無料が終了しており、2000というラインは長く続いてきたがそこに手を付けるとすれば2016年以来となる。Prime会員等の場合は引き続き無料になる。送料無料という表記を宅配業界はあまり好ましく思っていないとして政府が表記の改善を検討しているほか、配達業者に負担を掛けないゆっくり便等も作ってもらいたい物である。
ゾゾも「ヤマトからの値上げ要請があった」として通販の内容変更を発表しており、おそらくアマゾンにも同様の要請が来たものと思われる。アマゾンは未だに小物類は自社で運んでいるが自社でのスケジュール都合がつかない物や大きな物に関してはヤマトを使っており、ヤマトとの縁は切っても切れない関係になっているのは言うまでもない。ヤマトが値上げ要請して「嫌なら切ってくれて構わない」と強引な姿勢に出たとしてもそれをされると日本国内でのアマゾン運営が成り立たなくなるのである。
ヤマトもアマゾン等の物量がかなり多い大手法人に対してはおそらく通常の定価の1/5から1/10程度の超低単価で契約している可能性が高く、量が多いからと低単価で契約しても仕分けや配達等のやっている事は定価と同じなので量が多いからと特別単価を適用するのはあまり理に適った施策ではないように感じる訳で、むしろ量が多いとベースやセンター等の負担が増していると言える訳で逆に高くして量を抑制させるのが通常の考え方だ。ヤマトも大手法人等に対してガンガン値上げを要求しそれを賃上げに生かしていくべきである。