Windows電源オプションは謎が多い?! 正しい設定を解説

Windowsに存在する電源オプションはPCによって設定項目が異なり、しかもメーカー製の場合は独自の項目が付加されていたりして厄介である。しかしこの設定を変更する事でパフォーマンス重視にするか、電池持ち重視にするか変える事が出来るので覚えておいて損はないだろう。

・次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る
電源を切るという表現は正確には誤りであり、アイドル状態の時にディスクに対して一番深いスリープモードへの移行を指示するかどうかという項目であり、この時間が経過するとパソコンが使えなくなる訳ではない。
・JavaScriptタイマーの間隔
IE等でJSを動かす際にパフォーマンス重視か、省電力重視かを選択する。
・ワイヤレスアダプターの省電力設定
パソコンにワイヤレスアダプターが接続されている場合、その端末に対してパフォーマンス重視か、省電力重視かを設定する事ができる。省電力にした場合は当然接続速度は落ちるだろう。
・スリープ解除タイマーの許可
サービス等外部のプログラムによるスリープ解除を許可するかどうかの選択。勝手に立ち上がって困る場合は無効を選択。
・USBセレクティブサスペンドの設定
これも解説が一切ないが、システム側で使われていない機器を自動で選んで給電を落とす設定。例えばマウスやキーボード等がその対象になり得る。省電力重視の場合は有効に設定しよう。
・PCI Express リンク状態の電源管理
PCI Expressスロットにグラボ等を接続している場合の電源管理を設定する。接続していない場合は無意味。
・プロセッサの電源管理
いわばCPUの動作させる周波数の範囲を指定する事ができるが、最終的な周波数はCPUが決定する。通常は最小プロセッサの状態0・最大プロセッサの状態100であるがこの数値を変化させる事で省電力性を高める事ができる。
例えば3GHzで最小を0%・最大100%の場合:0.8~3GHz
同じく3GHzで最小50%・最大80%の場合:1.5~2.4GHz
モバイル等の特殊なCPUでない限り100MHz×8倍=800MHz以下で動作する事はないので、0%を選んでも0MHzになる事はなく800MHz未満の倍率を選んでも無意味という事が分かるだろう。一方、最大に関しては最大限尊重されどれほど負荷が掛かろうともその倍率を超えて動作する事はない。動画編集やエンコード用途等、いついかなる場合でも最大パフォーマンスで動いてもらわないと困る場合は100・100に設定すれば良いだろう。設定を変えてシステムを動かしつつタスクマネージャを見てみるとその挙動がよく分かるだろう。
Windowsは元々米国製のソフトであり、日本語訳する際にほぼ直訳したり翻訳の過程でニュアンスがカットされて短くなり意味不明な表現になっている箇所が多数見受けられこの電源オプションの画面もその影響をモロに受けている。この画面の項目をいじってもシステムが壊れる事はないが、省電力性・パフォーマンスどちらを重視するかを選べるので参考にしてもらいたい。