決して安くはない?個人向けカーリースの落とし穴8個

車と言えば自動車税やガソリン、オイルなど何かと維持費がかかるものです。
特に毎年1~5万円の請求が来る自動車税は家計にとって痛いですよね。
そこで最近CMや宣伝が増えているのが「カーリース」
要は企業のリースのように全ての支出をトータルで計算し、それを5年なり6年なりで償却するという物です。
当然自動車税やオイル等の点検代もそれに含めることで突発した支出が発生せず生活設計が楽ですよというものですが、落とし穴もあります。

デメリット
・試乗ができない
店頭に試乗車を置いていないので試乗もできず、カタログで注文する形になります。全メーカー、全車種対応のようですがそれらの車の知識については自分で集めてくる必要があります。
・値引きができない
無駄な価格交渉やクレーム対応を防ぐため価格は値引きされた後という謎の設定になっており、固定されていてそれ以上変更することができません。知り合いのディーラーなら値引きしてくれたのに、と後から後悔しても遅いです。
ディーラーに入るのが苦手、交渉ごとは苦手という人にはオススメかもしれませんが。
・月々の支払いは5,000円程度上がる
ある車種で月の支払いを比較した所、ディーラーからの購入だと23,000円、リース購入だと28,000円程度で5,000円程度の開きがありました。自動車税や金利の差を含めても年間60,000円なので、特別リースがお得というわけではないようです。
実は新車を買うのであればディーラーから買った方が金利が安いのでお得です。月の支払いが安くなると宣伝するケースもありますが、実際トータルで考えるとそれほど安くはなりません。税金がお得になることは絶対にありませんので。
・金利が分からない
金利が分からず、どこの会社に審査するかも不透明なので、その辺を気にする人にとってはもやもやするかもしれません。
・審査が厳しい
自動車メーカーが直接経営しているファイナンス会社であれば売りたい車の時は審査を緩くしたり、知り合いであれば審査を緩くしたりしますが、自動車リースの審査はジャックスなどに依頼するため自動車メーカーよりは審査が厳しくなり保証人をつけたり職場に在籍確認の電話が入ったりします。
・オプションの売却や取り外しができない
オプション類も全て含めて返済することが条件のため、途中で装備をつけることは可能なようですが「完済時に返却する時は元に戻すこと」となっています。よって購入時につけたパーツを途中で売ったり、元に戻すことができない穴空けなどはご遠慮くださいと書かれています。
・事故の時の対応が面倒
事故をした場合は各自で保険会社に連絡してそれで修理して下さいということになっていますが、返却時に差額が発生する可能性は高いです。これはディーラーの残クレでも同じですが、ディーラーの前に購入店を挟む形になるので時間ロスや話の思い違いなどが出てくる可能性もあります。
・所定の条件以上の自動車保険加入が必要
人身対物3,000万以上、時価保証する車両保険、など各社条件は異なりますが自動車任意保険への加入をしないとリースはできない会社が多いです。

何十年と続いているディーラーのビジネスモデルを根本的に覆す個人のリースですが、定期的な点検代や毎年の自動車税の請求が来ないのがいい点で、毎月の返済額が上がるという点では初心者を鴨にしたビジネスモデルであり購入検討者は両者の違いを冷静に考えた方が良いでしょう。

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