猛暑で壊れる?! ドラレコが録画されない最大の理由

煽り運転などの報道で急速に売れているドラレコであるが、夏場の猛暑で録画できていないというユーザーが増えているらしい。
結論から言えば、機器が故障する理由は「熱」だ。
炎天下に一日中車を放置していると、車内は40度以上に達する。ドラレコ内部は50度以上になっていてもおかしくはない。メーカーも車に取り付けてのテストはするだろうが、炎天下に一ヶ月・一年放置してのテストまではしていないだろう。毎年夏にしかテストできないとなれば製品開発のスピードが大幅に遅くなってしまう。
故障しないまでも、機器内の温度が高くなりすぎると保護機能が働きフレーム落ちしたり録画停止するモデルもあるかもしれない。スマホで動画撮影していると15分程度で強制終了するが、それと同じ動画撮影を常時ドラレコはやっているのだから凄い話だ。

ドラレコ本体もネットにあるような格安品ではなく、海外メーカーでも良いが1万円以上の商品を選択すること。
オートバックスやカーディーラーなど、リアル店舗で扱っている商品は基本的に粗悪品は置いていないので比較的安心して購入できる。万が一壊れた場合も販売店の保証があるはずだ。
また、ドラレコにSDカードがあらかじめ付属していて「機械に詳しくなくてもすぐ撮れます!」などと謳っていることも多いが、標準付属しているSDカードはあくまでサンプル品と考え、東芝などの老舗メーカーに買い換えるようにして欲しい。絶対撮ってもらわないと困るという場合は車載用の高耐久SDカードも検討して欲しい。普通のカードよりかなり高くなるが、保険と考えれば安いものだろう。

テクノロジ業界に携わっていると分かるが、「ストレージに絶対はあり得ない」
機械に疎い人には分からないかもしれないが、ストレージや機械は熱に弱いのだ。炎天下ではないスマホは3年ぐらいで買い換えるが、炎天下のドラレコにそれと同じレベルを求めてはダメ。なので炎天下での動作を要求されるドラレコは異常がなくても1年に一回は新品に買い換えるぐらいの覚悟が必要だろう。それを怠って「壊れた壊れた」というのは単純にユーザーが怠慢かケチくさいだけだ。タイヤやバッテリーと一緒で消耗品ということだ。煽り運転→ドラレコという流れでまるで命に関わるかのような報道がされバカ売れした訳だが、車載の特性を理解した上で使わないと痛い目に合ってしまう。
安物を選んでしまったがために壊れた、まさに「安物買いの銭失い」にだけはならないように注意したい。