なぜカーナビや道路情報の声は女性なのか ネクスコに聞いてみた

皆さんが何気に使っているナビゲーションや道路交通情報。
一部のナビゲーションでは男性の声にできるかもしれませんが、その多くは女性の声がほとんどです。
なぜ女性の声が多いのか、ネクスコとパナソニックに聞いてみました。

ネクスコ

高速道路のハイウェイラジオで提供する交通情報は、刻々と変わる交通情報のほか、臨時にお知らせすべき情報をあわせて音声合成システムで音声を作成し、お届けしています。この音声は、交通情報をお届けするハイウェイラジオの性質上、車内のような騒音があるところでも聞きとりやすい音質であることを考慮して選定しています。
また、システムで音声を合成・作成するため、予め発生する単語として登録のないものを発話する場合に、イントネーションに違和感を感じる場合があります。

パナソニック

弊社ナビゲーションでは、下記の理由より女性のアナウンス(音声案内)を採用しております。
・女性の声の方が通りやすいため。
・柔らかい印象となるため。
簡単ではございますが、お問合せのご回答とさせていただきます。

とのことでした。
ネクスコは「聞き取りやすい音質」とごまかしていますが、カーナビのプロ・パナソニックははっきりと「女性の声が通りやすい」と断言しています。男性が運転する事が多くむさ苦しいから女性にしたという理由ではないのですね。
カーナビ各社はなんとなく女性にしているのではなく、意図的に女性アナウンスを採用していることがよく分かりました。皆さんもカーナビを使うことがあれば上記の理由を思い出してみて下さい。