30階からの眺望!無料の貴賓ラウンジ?! うどん県に行ってみた

うどん県という名前を全国に知らしめた香川県だが、その中心地・高松は大企業の支社もあり東京との交流が活発な場所として知られており、観光に来る人が多いのも特徴。主要な場所には歩いて行けるコンパクトな街だ。
高松駅近郊を中心に歩いて旅してみたのでご覧頂きたい。

1.高松駅

高松駅には電車なら岡山→マリンライナー、飛行機なら羽田・成田→高松空港→リムジンバスで到着する。
他社乗入はなしで事実上JRの駅。琴電が入る計画があったが頓挫した。
すべての電車の始発駅でみどりの窓口の営業開始が全国で2番目に早いことでも有名。つい5年前にようやくICOCA(Suica)対応した。最近はうどん県の看板等が至る所に設置されており、アンパンマンの広告も増えて侵食されている印象も受ける。
駅ナカは首都圏の人からすれば寂しい印象を受けるが、2Fには文具や本屋、ATM等も入っておりベーシックな食事であれば過不足ないだろう。もちろんうどん店も入っている。みどりの窓口もあるので新幹線の切符発券も可能。
次発の電光掲示板も3色から7色になっていた。在来線で7色LEDは全国でも例が少なく、7色LEDは岡山の新幹線に匹敵。また「ワンマン」や「普通」の表記を改め各駅停車にしたのも好印象。次駅表示の液晶すらないワンマン列車にはバスのような液晶モニター表示を導入。
ちなみに余談だが2013.3.1にセブンイレブンが高松に初進出。それまでセブンは四国に全くない状態だった。

2.シンボルタワー


いわゆるサンポート高松の一つに分類される高層建築物。30階で四国一の高さを誇る。このタワーができる前までは香川県庁が一番高かったようであるが、このタワーができて抜かれてしまった。
30Fに行くには8Fでエレベーターの乗り換えが必要なので注意。入場料は無料で誰でも勝手に入ることができる。
30Fにはレストランがあり食事を楽しめる。お値段はそれなりにしますが。
ただタワーの形骸化が指摘されているのも事実で人はまばら。昔流行っていたいわゆる「箱物行政」の典型例と言われても致し方ないだろう。もちろんサンポート合同庁舎(合庁)はその典型例だ。

○大平さんって誰?

って思ったらお返事ボードの担当者でした。まるでアイドル。女性かと思いきや男性のようです。たまに真面目な質問もありますがほとんどが大喜利。関東のお返事ボードは店員が無愛想などクレームばかりで嫌気がさしますが客層のよさが如実に出ています。確かに字が丁寧でいろんな人が声を書きたくなるのも分かります。…と私も字を綺麗に書きたいですがこのサイトは皆さんの端末のフォントに依存します。ご了承ください。

3.イートピアかがわ【入場無料】

知る人ぞ知る高松のお得スポット。シンボルタワー4F・5Fに入っており、香川のIT発信拠点と位置づけられている。とはいえお堅い話ではなく4Fには子ども向けのお絵かきマシンや、無料でWord/Excel等の講座が受講できる教室を用意。5Fでは大型のホールや自販機、無料の会議スペース・プログラミング/PC関連書籍閲覧・無料のネカフェ(登録制)が可能。ネカフェは昔は飛び入りでも誰でも勝手に使えたが不正/悪用防止のため登録制になった。よって高松駅周辺にはネカフェが存在しない。
PC使用には申請が必要であるが、それ以外であれば県外の人でも勝手に入って勝手に楽しんで、勝手に書籍を読んでも何も言われない。今では当たり前のイートインをイートピア開業当時から実践したのは先見の明を認めざるを得ない。不正利用しないなどの誓約書同意が条件ではあるが無料でPCでネットできておまけにPhotoshopなども入っていてスキャナやプリンタも使える。ネカフェも真っ青だ。テキスト代しか徴収しない無料のWord/Excel講座はパソコン教室も真っ青だろう。5Fに行くにはまず4Fを経由しなければいけないのが唯一のデメリット。
○なぜ無料なのか?
動画制作に使う大がかりな設備や大がかりなホール等を用意しており、それらを使う企業から使用料を徴収することで市民には無料あるいはそれに近い格安でサービスを提供できるようになっている。県民のITリテラシー向上の目的で多額の税金が投入されているのは言うまでもない。

4.香川県庁


駅から1km・15~20分ほど歩くと、香川県庁がある。茶色いのが古い庁舎、衛星アンテナがあるのが今の庁舎だ。用がない人は入るなと掲示があるが、最上階には誰でも無料で入場できる。21階建てなのでシンボルタワーほどは高くないが、そこそこに高い。一番上に上ってみると自販機があり、「原則飲食は不可だが自販機周辺のみ認める」という掲示があった。こちらもシンボルタワー同様、低層階エレベーターと最上階まで行くエレベーターがあるので注意。
さすが県庁だけあってかNHKニュースの株価などが繰り返し流れる仕様になっていた。

その横には県内で一番偏差値が高い公立高校である高松高校(たかこう)もある。高松高校から県庁に入るのはまさにインテリコースである。

5.サンクリスタル図書館
高松市図書館。実態はサンクリスタルの中に入居している扱いのようだが、市民からすればサンクリ=図書館。
全面ガラス張りの建物は非常にデザイン性が立派。資料を借りなければ誰でも無料で入ることができる。

6.高松空港の旧貴賓室(保安検査通過後)

今まで貴賓室となっていたようであるが、2018年4月に無料一般開放された。この空間は出発前保安検査を通過した後でしか入ることができないが、下手なクレジットカードのラウンジよりも質が高いのではないだろうか。簡単なドリンクバーのような物もあるらしいのでぜひ使ってみてはいかがだろうか。とはいえあまりに厳かな雰囲気なので私のような貧乏人は足を踏み入れるのも躊躇するが。
搭乗確定者のみ使える無料ラウンジとして現時点で全国で一番高級であるのは間違いない。


搭乗口ではこのような言葉もあった。方言で「いってらっしゃいませ」というような意味だが、成田と違って対応が親切というか貴賓室の件も含めて顧客目線でサービスを頑張っている印象が見受けられた。

○時間がある人は…
JR高松駅から高徳線を使えば栗林公園に行ける。

JR高松駅からマリンライナーに乗ると瀬戸大橋を渡れる。マリンライナーはJR四国の看板列車である。
JR高松駅から5分ほど歩いて琴電高松駅に移動し、そこから瓦町(かわらまち)駅まで行けば高松の繁華街に行ける。
高松は駅前は立派な箱物が並んでいるが、電車はJR西のお古をもらうなどローカルな感じが漂う。都会で5分おきに10両が当たり前の人にとって、30分来ない電車・3両やワンマン1両などを見ると凄く新鮮に映るだろう。

○なぜ香川県は事故率が高いのか

よく事故率ランキングで香川県がワースト1位になるが、なぜなのだろうか。
それは運転の荒さと道路の狭さにある。実際に見ていれば分かるが車はビュンビュン飛ばすし2車線分の道路を無理矢理3車線にしたりしていて道路容量が足りていない印象を受ける。歩道部分にオレンジの境界線でケチり、道路と歩道の境界に白の実線を引いていないのも一因だろう。
また車社会ではあるが徒歩や自転車でも生活可能なため、駅周辺は歩行者も多くそれがランキングに影響していると考える。

どこそこのうどん屋が美味しい!などとネット上にはたくさん情報がありますが、はっきり言ってコンビニよりうどん屋の数が多い&携帯屋潰してうどん屋ができるうどん県においてまずいうどんを提供するのは御法度なわけです。ケチな県民性も相まってそういう店にはお金を落としませんので口コミ以前に潰れます。要は今営業しているうどん屋は一定品質以上の質はあると言う事です。チェーン店は避け個人でのれんをしているような小さい店がオススメです。どこそこが美味しいではなく本場では美味しくて当たり前なのです。今回は時間の都合上うどんは食べられませんでしたが、食べたことがない人は食べてみて下さい。関東と比べて非常にリーズナブルです。

四国?どうせ田舎でしょうという人も多いですが、都会派の人でも一日楽しめます。もしどういうところがお勧めか迷ったら高松駅の観光案内所やシンボルタワーの観光案内所に聞いてみて下さい。