スタバ店員とコンビニ店員の違いを求人から分析してみた

同じ小売でも店が違えば客層も違う。売る商品も違う。
とはいえ、店によって店員のレベルがあまりにも違うように感じる。今回は求人の面から分析してみた。

例えばコンビニの求人はこのような形が多い。
時給800円~ 昇給あり 福利厚生あり
自分から言わなければ永遠に昇給しないのがコンビニ。上がっても20~30円がいいところだ。
通勤手当もない店がほとんど。あっても一回数百円がいいところだ。
福利厚生ありとは実際は廃棄を食べたり持ち帰っていいよと言う事だが、本部は公式にはダメと言っているのでそうとは書けない。
有給をないといったり一方的にシフトを減らす不利益変更など、労基法違反が蔓延しているのがコンビニだ。

一方、スタバの求人はこうだ。
時給840-1040円 年3回昇給機会あり(責任者昇格後は年2回)
パートナードリンク(出勤時にお好きなドリンクを飲むことができます)
通勤手当実費支給(月15,000円まで)

コストコの求人はこうだ。
アシスタント:時給1,250円
クラーク:時給1,300円
1,000時間ごとに14~82円の幅で昇給
通勤交通費一部支給
メンバーシップカード支給

ゆとりのある企業がアルバイトを採用する時には時給の範囲が明確に示されており、なおかつ昇給の条件も明確に書かれている。交通費の扱いについてもしっかり書かれている。コンビニでは通勤手当について書いてある求人はほぼ皆無だ。
例えばスタバとコンビニの日販が同じだとしても、やはり時給の高い所にはレベルの高い人材が集まる。時給の低いコンビニは誰でも採用するので中卒・元犯罪者・借金持ち・ギャンブル依存症等々の人間が働いていてもおかしくはない。もちろんコンビニにも頭がよくてコミュ力高く、仕事ができる高校生や大学生もいるが、彼らは就職したら辞めていくのが原則。結局残るのはそれなりのレベルの店員ということになる。腰を据えて長く働くのには低時給のコンビニは向いていない。
そして客は態度や雰囲気の悪い店員より態度や雰囲気のいい店員を求める。仮に態度や雰囲気のいい店員が沢山いる店があれば、客はその店に集まる。態度や雰囲気のいい店員がいれば、その店で働きたいと思うようになり何もしなくても従業員の応募が殺到する。
コンビニでもスタバや高級ホテルと同じような接客を求められるため、そのレベルに達していない店員は客に罵倒される。その罵倒に耐えられる店員のみが残るため、残っている店員は察し…という状況なのである。

コンビニは最初は低い時給を示して後に昇給するスタイルが多いが、これだとすぐお金が欲しい・借金があるなどという人が誰でも応募に来てしまう。応募が来るのはいい事であるが、たまに態度の悪い人を取ってしまうと店の雰囲気ががらりと変わると言う事もありうる。アベノミクスなどと政府はベアの方向に舵を切っている。コンビニもいつまでも最低賃金張り付きといった芸当はやめて早急に他の小売と同じ相場の時給に上げるべきだ。まずは店員が金銭的なゆとりを持たないと、客にゆとりのある接客をすることは不可能。スタバ等と時給差が開いている以上、その差を埋めない限りは接客レベルの差も永遠に埋まらないだろう。