【常磐道】煽り運転を走行中に通報してみた

常磐道といえば東京から仙台を結ぶ高速道路ですが、三郷~水戸まで3車線で引かれ比較的走りやすい高速である事で有名です。
そのため走り屋や煽り屋なども多く入り込んでいるわけですが、今回煽り屋に遭遇したので通報しました。

常磐道の一番右車線を車両を追い越すため走っていた所、突然スポーツカーがこのように煽ってきました。
※緊急通報のため走行中ですが端末を使用しました

この距離は車を乗らない人には分からないかもしれませんが、
10mあるかないかのもので、高速道路の車間距離としては大変危険でまさに「煽り」です。
この煽り行為は1分程度続き、スポーツカーは2車線目に戻り、追い抜いてから3車線目に戻っていきました。(左からの追い越しは違反行為という解釈もあります)

さて緊急時であれば携帯の所持や作動、画面の注視は許されています。

道交法 自動車又は原動機付自転車を運転する場合においては、当該自動車等が停止しているときを除き、携帯電話用装置、自動車電話用装置その他の無線通話装置を通話(傷病者の救護又は公共の安全の維持のため当該自動車等の走行中に緊急やむを得ずに行うものを除く。第百二十条第一項第十一号において同じ。)のために使用し、又は当該自動車等に取り付けられ若しくは持ち込まれた画像表示用装置に表示された画像を注視しないこと。

この法律に基づいて、走行中に警察に煽り運転を通報しました。
この先がちょうど料金所で、スポーツカーも減速したため同じ車線に入り込み車を走行させたままナンバーを読み取り通報しました。
警察「事件ですか?事故ですか?」
「高速の煽り運転です!」
警察「(驚いた様子で)ナンバーは分かりますか?」
「足立○○○ ね○○-○○です」
警察「車種や色は分かりますか?」
「白のスポーツカーです」
警察「どこの高速ですか?上り?下り?」
「常磐道、上りです」
警察「現在はどのような状況ですか?」
「追い抜かれて特に何もありません」
警察「既に安全な場所にいらっしゃるということですね。只今通報されている所は管轄が違いまして、管轄の警察に危険な車両と言う事で共有します。どうもありがとうございました。お気をつけて運転して下さい」
ということで警察は東名の事件以来煽り運転の罰則を強化しているという報道がありましたが、煽り運転の通報もきっちり受理してくれました。
証拠がなくても現に行われていた、ナンバーが分かると言うことであれば警察もそのうち動きます。高速道路はナンバー読取装置もついているのでどこから入ってどの経路を走ってどこで出たかは警察が調べれば一発です。
今気づきましたが、後ろのナンバーを見て通報しましたが、前のナンバーと数字が違うような…盗難車かもしれませんね。(レンタカーや試乗車であったとしても店のカメラや周辺車両のドラレコ解析で犯人割り出しは可能です)


煽り運転は「車間距離不保持違反」という立派な違反行為です。煽り運転をする車両は盗難車など、何らかの犯罪行為を犯している可能性が非常に高いです。当方が法定速度で走っていても煽り屋は余裕で速度違反し、30km/hや40km/hオーバーしてまで追い越し車線を爆走して気に入らない相手は煽ってきます。譲らない方が悪いという意見もありますが、高速道路の隙間を縫って車線変更するのは大変で、特に混雑している時間帯はすぐに戻れるとは限りません。そもそも免停レベルの大幅な速度違反をしている方が悪いですね。高速で爆走したいならサーキットでいくらでも走ってて下さい。有料道路とはいえ、お互いがルールを守って気持ちよく走行したいものです。美しくマナーの良い高速道路にしていくために皆さんも煽り運転を見かけたら・されたら、すぐ走行中でもいいので110番通報しましょう。(ただし虚偽通報は違法ですのでしないこと)素早い発見及び通報が二次被害を防ぐのです。