【2018年版】Windows 10におけるSSD高速化設定10個

Windows 10はSSDに最適化されていると言われますが、「SSDにしたけど大して速くならない」という人がいるのも事実。
今回は私が試した対処法を元に、他のサイトが書かない少しでもSSDを速くする設定を伝授します。
※今回の内容はレジストリ編集も含みます。毎度の事ですが自己責任でお願いします

1.Windows標準のデフラグを実行
とはいってもWindows標準のデフラグはSSDを検知すると「デフラグ」ではなくTrimを実行します。
Trimとは書き込み可能な領域をSSDに通知することで高速化及び寿命維持に効果があります。

2.チェックディスクを実行
クローンや新規インストールなどで導入した人が多いと思いますが、チェックディスクを実行しておきましょう。
SSDであれば10分もかかりません。

3.なるべく容量を空ける
TLCの場合、空き容量をキャッシュとして利用するSSDが多いです。
動画や画像など大きいデータはHDDに格納し、SSDは50%程度空き容量を常に残すようにしましょう。
そのために「システムの復元は切る」「インデックスサービスは切る」など容量を減らす手段もお試し下さい。

4.オーバープロビジョングを実行する
SSDはあらかじめユーザーが使用可能な領域とは別に自分の領域も確保しています。(例えば512GBチップから32GBを引いて480GBとして販売)
おまじない程度ですが、10%程度未使用領域をユーザー側でも確保することで、数%程度パフォーマンスが向上したり寿命が延びる可能性があります。この事はkingstonのページにも明記されています。効果がなければ書かないでしょうから、多少効果はあるのでしょう。
コントロールパネル→管理ツール→コンピュータの管理→記憶域→ディスクの管理→現在のパーティションを右クリックして「ボリュームの縮小」をクリック。10%程度縮小するよう数字を入力する。

5.最新の更新プログラムを適用する
最新の更新プログラムでは、パフォーマンスの改善が含まれている場合があります。
ただ最新がいいとも限りません。古いほうが速い場合もあります。もし用意できる場合は古いバージョンをインストールしてみて下さい。

6.AHCI設定にする
デバイスがIDE設定の場合は、速度が遅くなります。BIOSでIDE設定になっていないかご確認ください。
またOS側の設定も必要です。
「regedit」で検索→HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\iaStorA
の中にあるErrorControlをダブルクリックして0を入力します。
同様にiaStorAC、iaStorAVC、iaStorVも同様に同じ項目を0にします。
以下の中のErrorControlも0にします。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Disk
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\storahci
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\EhStorClass
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\EhStorTcgDrv
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\partmgr
レジストリの値を書き換えたら再起動しましょう。

7.NoLPMに項目を追加
省電力機能であるLPMにSSDが対応していない場合、プチフリのような症状が出る場合があります。
Maxtor、WD、Sandisk、Samsungの一部SSDが該当するようです。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\storahci\Parameters\Deviceの中にあるNoLPMに自分のSSDの名前を追加して下さい。最後空白を削除しましたと警告が出ますが無視でOKです。
編集したら再起動しましょう。

8.ストレージの書き込みポリシーをチェック
Cドライブを右クリックしてハードウェアタブで該当のドライブを選択してプロパティ、左下の設定変更をクリックし、ポリシータブで「デバイスの書き込みキャッシュを有効にする」にチェックが入っているかを確認。

9.Intel ラピッドストレージをアンインストールする
Intel ラピッドストレージを入れている人も多いですが、環境によっては速度が落ちる要因になる場合もあります(単一ディスクのみの利用など)
最初から入っているケースも多いと思いますが、プログラムと機能から簡単に消せます。
なおラピッドストレージを消しても自動でMS標準ドライバーが入るため再起動しても普通に起動します。

10.SATAケーブルを交換する
同じケーブルを3年以上使っている人は、新しいSATAケーブルに交換しましょう。
SATAケーブルは抜き差ししなくても勝手に消耗します。SATAケーブルを交換することで小さなファイルのアクセス(4K)性能が向上します。

番外編:OSの再インストール
HDDからSSDにした場合は、原則新規インストールが推奨されています。
これによりSSDに適した設定がインストールされるからです。

番外編:NVMeに乗り換える
従来のSATAの7倍近い読み込み速度を誇るNVMe対応のSSDに乗り換えましょう。
シーケンシャル3,400MB/sなど次世代の高速転送が可能です。一方消費電力は3.5インチHDDと同程度のMAX 10W程度。
OSの起動がものすごく速くなるわけではないですが、ベンチマークの数字を気にする人にはオススメです。
ただし対応マザーボードが少なく高価なのも事実。

これら手軽にできることを実行するだけで、当方の環境で512Byteのデータの読み込み速度が17492→23808と36%高速になりました。ベンチマークの数字が伸びない、ベンチマークの数字はいいが体感がHDDより遅いという人はぜひお試し下さい。

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