古いPCが爆速に!260GBを113分で高速SSD換装する方法

換装記事は既にたくさんあると思いますが、過去に仕事で50台以上換装した経験をもとにトラブル事例も含めて伝授したいと思います。
(MacProやらMacBook、メーカー製含めあらゆるPCを換装)
ちょっと設定するだけでエラーを防げたり、クローン時間が数時間早くなったりしますので必見です。
単純に半日かけてクローンしましたという記事はたくさんありますが多忙な現代、何時間も待っていられません。
2.3GB/分のペースでクローンすべくあらゆる技を駆使します。

○ベストな容量は?
今のHDDと同じ容量がいいと唱える人もいますが、例えば1TBのHDDならば1TBということになりますが、価格は優に3万円を超えて非現実的。
私は「現在の使用量に25%以上プラス」を提唱します。例えば253GB使っているならば316GB以上のSSDを。
500GBであれば1.3万円程度で買えるので、それほど懐も痛まないでしょう。

 
今回はSL500 320Gに、玄人志向のUSB3.0対応ケース GW2.5TL-U3を使用。蓋付いていますが面倒なので蓋無しで使いました。
デバイスを認識するとこのように光ります。アクセス中はアクセスに応じて点滅します。

さて接続ができた所で、以下の流れで解説します。
接続→ディスク初期化・フォーマット→ベンチマーク→クローン

○認識されない時に見直す事
・SSDやUSBを挿し直してみて下さい。違うUSBポートだとあっさり認識したりします。ピコンという音が目印
デスクトップPCはマザーボード裏のポートをお勧めします
・ディスクの管理に表示されますか?初期化できますか?初期化できない場合は不良品

○まずは動作確認

ディスクの管理を起動し、認識されているか、またフォーマットができるかを確認します。
 
 
 

○転送速度上げるおまじないを実行
USB3.0対応のSATA-USBケースを使用すると転送速度をアップできます。
USB3.0対応のポートに接続するのは当たり前。青いポートが目印。
デバイスマネージャーのプロパティから高パフォーマンス/書き込みキャッシュを有効にするにチェックを入れる。
これはクローン途中でも設定できるので忘れていたらすぐにオンにすること。
一番下の「書き込みバッファーのフラッシュをオフにする」にチェックを入れるのも推奨です。
 

○ベンチマーク実行
ベンチマークで速度を計測後、クローンをかけます。
ベンチマークには、フォーマットが必要です。クイックでOK。
ベンチマークで速度が遅い(50MB/秒)場合はUSB2.0で接続していないか確認。USB3.0、SATAの順で速い。
セキュリティソフトを止めるかベンチマークソフトのフォルダを例外に登録
※遅い、不良品、返品だなどとレビューに書かないで下さい。SSDは悪くない場合が多いです
デスクトップの場合、マザーボード側のUSBポートのほうが速いことが多い。
USB 3.0接続の場合、250MB/秒前後出ていれば正常です。値が低い場合は何度か計測してみて下さい。

○ディスククリーンアップを実行
無駄なファイル転送を抑えるため、ゴミファイルは削除してからクローンします。
ご自身で不要な動画ファイル等があれば今のうちに消しておきます。
特にPDFファイルがたまりやすいダウンロードフォルダや古い復元ポイントの削除もお勧め。

○チェックディスクを実行
必ず換装前のHDDに対して、チェックディスクを実施しておく。これはエラーを防ぐため。
Crystal Diskinfoで注意が出るような瀕死のHDDの場合は省略。
デフラグもやっておくと確実だが、時間が取れない場合はチェックディスクだけでも良い。

○電源設定の確認
省エネで自動スリープを設定している方も多いですが、クローン中にスリープになったら止まってしまいます。
電源設定を確認しオフにしておきましょう。

○クローンソフトを選択
Windowsの場合、EaseUS Todo Backupがお勧めです。バックアップと書いてありますが無料でクローンできます。
サムスン製の場合はクローンソフトが純正でありますので、その方が楽にできます。
サイトからダウンロードするときメールアドレスの入力を要求されますが、適当に「a@aa.com」とか入れておけば良いです。
 
 
 
 

○クローン実行
 
いよいよクローンですが、認識できない場合はソフトを再起動。
EaseUS Todo Backupではパーティションがあるとエラーになるので、ディスク管理からパーティションを削除します。
高度なオプションの「SSDに最適化」は忘れがちですのでチェックを入れておきましょう。
セクタバイセクタクローンは、ファイル単位ではなくセクタ単位でコピーするので、非常に時間がかかります。単純に言えば正確にコピーしたい人向け。死にかけのHDDはセクタバイセクタクローンにするとうまく動いたりします。

クローン中もPCは使えますが、ネットサーフィン程度に留めておきましょう。ただ使えば使う分、かかる時間は延びます。
 
 
換装が終わったら安全な取り外しを使用して取り外し、PCを終了させ、ケーブルに接続する。
起動できたら、バックアップに使ったソフトは削除します。サービスからSuperFetchは無効にしておきましょう。
またドライブのプロパティからデフラグを起動し最適化をしておきましょう。これはデフラグではなくTrimを実行します。

○プチフリする、アプリの起動が前より遅い
HDDと構造が違うため、一部ソフトでは0.1秒程度遅延が起きる場合があります
・電源設定をパフォーマンスに変更する
・電源設定で最小のプロセッサ、最大のプロセッサの数値を100%にする
・インテルラピッドストレージを削除する
・Samsung Magicianを削除する
・M.2など違うインタフェースを検討

○換装したが公称値通りの速度が出ない
・OSを再インストールする
・OSブートディスクの場合、OS等の書き込みがあるため下がります
・メモリやマザーボード等ハードウェアに異常が無いか調べる
・SATAケーブルを新品に交換する
・INFドライバーやSATAドライバー、ラピッドストレージドライバーの再インストール
・ベンチソフトを管理者権限で実行
・Windows サーチインデックスサービスを止める、およびインデックス削除
・OSはAHCIで実行されているか(レジストリを編集)
・ブラウザ等他のソフトを終了、セキュリティ対策の保護を一時停止
・使用容量が少ないほど高速になります。使用量10%と80%では速度が異なる機種もあります。
・SATA2になっていないか確認する。SATA3対応でもケーブルがSATA2だとそれに引っ張られます。
・デバイスマネージャーで取り外しポリシー、キャッシュポリシーは確認しましたか。
・電源オプションのハードディスクの電源を切るを「なし」に。
それでもあまりにも低い場合は不良品なので交換申請しましょう。

○起動速度は?
3分程度かかっていた起動時間は、30秒程度に短縮されました。
何よりガリガリ音が一切聞こえなくなったのは良いですね。

○音質は?
良くなったように感じます。プラシーボ効果かもしれませんが。

○ライセンス認証は?
Windowsの再認証は必要ありませんでした。セキュリティソフトも問題なく動作。
ただし旧HDDを別PCに入れて同時動作はライセンス違反になりますので注意。

今回購入した機材
GW2.5TL-U3
SL500 320G

SSDに換装したらHDDには二度と戻れません。皆さんも騙されたと思ってSSD換装、お試し下さい。