なぜ新東名の新の文字は大きいのか ネクスコに聞いてみた

新東名や東名を走ったことのある人なら分かると思いますが、途中で分岐がありますよね。
例えばこのような看板。旧フォントであえて作ってみましたがこんな感じの分岐があると思います。

新東名や東名はその構造上、どちらを走っても目的地は同じで行き先が変わることはありません。
要は片側4車線の道路のうち綺麗な2車線走りますか、汚い2車線走りますかという選択でしかありません。
そこで気づいたのですが、なぜ「新」だけ文字が大きいのかということ。
いや別にそんなのどうでも良いじゃんと思うかもしれませんが、新だけ大きくするならば古い方は旧にしたほうがバランスが良いわけで、デザイン上なぜこんなデザインにしたのか気になったわけです。何か意図があってわざとやっているのか、それとも印刷ミスなのか。

いっそのことどちらも東名である事に違いはないのだから「新」「旧」の一文字だけの看板を作ってでどでかく表示した方がドライバーにわかりやすいんじゃないかということでその旨をネクスコに問い合わせました。
すると以下のような返事が返ってきました。

この度は、高速道路をご利用いただいた際にご不便をおかけし誠に申し訳ございませんでした。
東名高速と新東名高速道路は並行して道路があるために、見間違いが発生しないように、”新東名”の道路名表記のうち”新”という文字については、強調して文字を大きくして表示しています。
また、道路の方面を示す大都市地名については、道路を走行するお客さまがどちらの方向に進んでいるのか示すために必要なものでございます。
また、遠方からの利用者で、東名・新東名の概念を想像しにくい、土地勘の乏しいお客さまへの案内も必要になります。
いただいたご意見は、今後の業務の参考とさせていただきます。
何卒、ご理解賜りますようお願いいたします。

やはり見間違い防止のために新だけを大きく表示しているとのことでした。まぁ想定内と言えば想定内。
ネクスコの言い分も分かりますが、細かい道路やSAPAの違いがあるとは言え、新東名を走ろうが東名を走ろうが行き先が変わるわけではないのでもっと看板は簡略化した方が良いのではないかと思います。もし東名や新東名に用事があればあの看板のあの文字を探してみて下さい。