都内では当たり前!パーキングメーターの正しい使い方と注意事項

都内には、パーキングメーターと呼ばれる公道上の駐車場がたくさんある。違法駐車を抑制したいが土地がないのでしょうがなく公道に例外的に止めれるようにしたものだ。需要があり儲かりそうな所に設置してある。
看板にはP 60と書いてあって「無料かな?」と思うかもしれないが、実は有料。
路駐は警察または駐車監視員にバレなきゃセーフだが、バレると約2万円の反則金や出頭すると点数が引かれたりもする。
300円払って駐車違反切られないならば、保険と思えば安いものだ。
ただし条件を満たさないとパーキングメーターに止めていても切符切られるケースもある。

1.看板を確認する
時間帯が限定されていたり、土日は除くなど禁止の条件に当てはまっていないか確認する。
2.パーキングメーターが作動していることを確認し、枠の中に停車する
パーキングメーターが作動していない時間帯は、その道路の規則が適用されることになる。
3.表示が0になっていることを確認し、先に料金を投入する
例えば300円の指定ならば300円を投入する。本当に300円数えてはいないようで、100円入れた時点で時間のカウントが始まった。カウントは1,2,3・・・と数字が増えていく形でカウントされる。
結構ぬるいというか善意に任せているシステムなのかもしれない。
ただし入れすぎた硬貨は返ってこないので注意。
※足りないケースや後から入れるケースもあるため59分までに満額投入すれば摘発されないそうだ
4.超過時間になるまでに出庫して終了
帰る際の手続は不要でそのまま出て行って良い。
場所によって20分や40分、60分の時間制限がある。これを超過すると駐車違反となる。
カメラやナンバー読み取り装置はついておらず単純に液晶と投入口、車がいるかいないかのセンサーしかない。

民間のパーキングのようにゲートやバーはないため、悪さをしようと思えばいくらでもできてしまうが、これは「バレたら反則金2万円」「路駐は本来タダのはずだ」というところでバランスを取ってあえてこのような曖昧な形にしているのだろう。
パーキングチケットの場合は、チケットをガラスに貼り付けていないと一律違反になるので注意が必要だ。

Q:メーターが壊れていたりカバーが掛かっている場合は?
故障など何らかの理由が考えられる。その場所に駐車した場合は枠内であってもその道路の規則が適用になり、最悪違反となる場合もあるので注意が必要だ。「0」の表示が確認できないメーターには止めないこと。

Q:超過したら?
警察に聞いても「駐車違反になります」と答えるだろうが、それは形式上の話で、実際の運用は自己責任というか速やかに出てくださいとしか言いようがないらしい。警察や監視員に見つかれば駐車違反となる。

Q:未納したら?
未納ランプが点滅する仕組みになっているが、制限時間内に満額投入すれば取り締まりはされない。
万が一取り締まりされた場合、「小銭を下ろしにいっていた」などと警察に連絡すれば何とかなる。

Q:なぜ手数料という呼び方?
おそらく公道なので民間のパーキングのように「駐車した対価」ではないからだと考える。
警察の手間を省いて頂きありがとう、神社で言う賽銭みたいなものなんだろう。
利益を目的にしていれば1時間で600円以上の設定になる場所はたくさんあるだろう。
また「駐車料」としてしまうとそこに駐車して良いという解釈も可能になってしまう。
あくまで例外であるという法との兼ね合いもありこの名前になっている可能性が高い。

他のwebサイトを調べると「日本人のモラルに任せています」という警察の発言もあり腑に落ちない人も多いだろうが、公道で駐車違反を切られるリスクを少し下げることができるツールと考えれば納得いくだろう。あくまでもリスクを下げるツールでしかないのだ。