コンビニオーナーが生活できない9つの理由

本部が人件費補助をせず、オーナーをいろいろな規則で縛り付けているため、末端のバイトは最低賃金で搾り取られるのです。
オーナーは使用者ではなく、管理者・経営者でもなく、労働者です。仮に時給が全時間帯100円上がる場合、毎月の人件費は15万上昇します。
人件費15万上昇を他の項目で補えない店(廃棄、電気代等)は、廃業することとなります。

このまま3%ずつ上がり続けた場合最低賃金は2023年には1,000円になりますが、実勢賃金はそれ以上に上がっています。
人手不足と景気が良くなった影響でコンビニ業界の実勢賃金は年間約100円ずつ上昇していてこれは最低賃金上昇ペースを大幅に上回ります。

セブンが食洗機導入(2017/2/24)、全国一律チャージ1%減発表(2017/4/6)しましたが、騙されてはいけません。一度加盟すると懲役15年です。
金額にすると月200万円の場合、月2万円に相当し最低賃金上昇に備えてね、これを時給アップや求人誌や派遣などに使って人手不足を何とかしてねという意図でしょうが、対外的には加盟店に寄り添った、本部減収(痛みを伴う)とアピールしています。説明会等でも「他社で唯一チャージを下げました!この機会にぜひ!」とか訳分からないことを言いかねません。他社の追随も考えられますが、どんなアメが配られても絶対に加盟してはいけません。

※一部報道でセブンのチャージが70%という記述がありますが、チャージは累進課税のようなものになっており、すべての金額に対して70%がかかるわけではありません。ここもコンビニの罠で、低く見せて契約したら実際は違っていた!となっても「判子押したのはオーナーさんですよね」で終了。他社もチャージ値上げが進み、今では他社も横並びの状況です。

Q:コンビニオーナーよりも独立・コンビニ経営・コンビニ起業の方が聞こえが良いですが?
どちらも同じです。本部もオーナー不足のため、手を変え品を変え言葉を変えて勧誘してきます。コンビニは終わりが見えている産業ですので、今のうちに吸い取っておこうというのが本部の策略です。最近は公式サイトでの都合の悪いチャージ率等の記載を控えて詳しくは説明会でお話ししますという表記の仕方が増えていますので注意して下さい。広告の夫婦の笑顔に騙されないようにして下さい。
Q:移住支援で転居費用、引っ越し費用も本部が出してくれると言いましたが?
加盟候補者はまるでVIPのように手厚く振る舞ってくれますが、加盟した途端サポートは一切なくなり本部にお金を上納する立場になります。加盟担当のリクルート社員と開店してからの本部指導員の説明が真逆というケースも多く報告されています。
Q:在籍中のバイトですが、オーナーから店継がないかと声を掛けられましたが?
新規でなり手がいないので、最近は既存店でバイトからオーナーになるケースが増えていると聞きます。あるチェーンの話ですが、オーナーからの紹介で加盟すると新加盟者は破格で加盟できる一方、オーナーには紹介料が入るという話がありました。店あたり数名はフリーターがいると本部も踏んで勧誘を強化してきていますが、絶対に乗らないで下さい。人生を無駄にします。若いなら普通の会社に就職した方が絶対にいいです。
Q:コンビニオーナーは自営業ですか?
自営業(個人事業主)です。本部の雇われではありません。労働基準法対象外となりどこからも誰からも守られない存在になります。しかしそこで雇う従業員には労基法が適用されます。シフトインするしないにかかわらず、店に何かあったら24時間常に対応できなければいけません。
Q:ここに書かれていない経費はありますか?
コンビニオーナーであっても個人事業主ですので、所得税、住民税、国民年金、国民健康保険の支払いを免れることはできません。特に国民健康保険は扶養という考え方がないので奥さんや子どもにも保険料がかかります。店によりますが年間100万円程度は確保しておく必要があります。さらに従業員の社会保険も事業者負担分は全額オーナー負担です。詳しくはコンビニ専門の税理士に依頼する事をお勧めします。
Q:この内容はどこのコンビニも同じですか?
少なくともセブン、ファミマ、ローソンの大手三社はこの内容です。一方、セイコーマート、デイリーヤマザキなどの小さいチェーンは24時間ではない契約も可能でロイヤリティ(チャージ、経営指導料)も大手に比べて低いです。
Q:ヘルプ制度があるから海外旅行に行けると言われましたが?
ヘルプ制度は本部社員が業務代行するものですが、本部社員も人不足なので利用できません。利用できたとしても一ヶ月先とかです。また時給2千円など、高額な料金請求される場合もあります。
Q:チャージ率の見直しは?
契約書上は「時代情勢等に合わせて見直す」とありますが完全に本部主導で見直される事は10年に一回あるかないかです。
Q:専従者2人の意味とは?
常に連絡取れる人2名という意味です。常に店にいないといけない、毎日シフトインしなければいけないという意味ではありません。
Q:誰でもなれますか?
学歴、職歴等は不問なので20歳以上なら誰でもなれます。あとは重い病気や発作などがある人もオーナーにはなれず、医師の健康診断を受けて支障がないと認められた人、黒い履歴がない人ですね。ただし店長研修があるのですぐにはなれません。レジの基本操作やコンビニ業務等を教える一ヶ月の合宿のような物があり(午前は筆記、午後はレジ)本部の定める基準に合格しないとオーナーにはなれません。面接は3~4回で偉い人との面接や意思確認何度もあります。申し込んでから開店までは6ヶ月程度かかるとお考え下さい。
Q:夜勤を体験したいのですが?
どうしてもオーナーになりたい人で昼型の人は、深夜に起き続けるのがどれだけ大変かという意味でも単発のピッキングや仕分け等の派遣で週5日、一ヶ月ほど夜勤に入っておくことを強く推奨します。バイトを雇っておけば夜は出なくて安心、と思っていたら急な欠勤、退職で穴が開くことも十分あり得ます。24時間営業店舗で深夜起きるのが無理な人はオーナーにはなれません。
Q:兼業は可能ですか?
個人コンビニオーナーの兼業は、原則禁止ですがやっている人は多いです。本業に影響のない範囲、同業他社でなければよいのでは。
法人取得している場合は、不動産や飲食などと共にコンビニもやっている会社が多いです。
Q:オープンして5年後、競合ができ55万円の日販が50万円になりました。本部は補償してくれますか?
売上低下に伴う補償制度はありません。廃棄を減らす、シフトのワンオペを増やして人件費を削るなどで対処します。経営破綻しないよう最低保証制度はありますが日販が35万切らないと認めてくれないでしょう。
Q:お店のオープンまでに従業員は集まりますか?
平均日販で24時間営業の場合、15人程度必要です。本部は周辺へのポスティングなどを提案しますが、今のご時世オープン前に応募してくる従業員は5人以下でしょう。もしかしたらゼロもありうるかもしれません。従業員が揃うまでは身内や親戚で回すしかありません。
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“コンビニオーナーが生活できない9つの理由” への35件の返信

  1. 歳も歳だし、そろそろコンビニ経営とか考えてみるかな…と思って検索していたらこの有り様。
    情報って大事だなほんと。
    とりあえずコンビニ経営は辞めておきます。

  2. オーナーを3年前までやってました。最低賃金700の頃はもうかりましたよ。キチンと管理できれば平均ぐらい売れれば1日5時間レジ入れば月収40くらいが自分だけで入ります。奥様がシフトに入ればその分さらに収入増えます。
    でもね、今最低賃金いくらですみなさま?最低賃金900だと1日当たり200×40人時x30日で24万当時より月収減ります。そこから年金と健康保険払います。平均ぐらい売れてオーナーの手取りは10万です。最低賃金900超える県のオーナーはもっと減ります。
    バイトは時給が低いのに仕事大変とか好き勝手言います。でも最低賃金でやってるのはそれだけしか払えないんですオーナーは。全国平均ぐらい売れてもです。
    あなたは奥様まで犠牲にしてこの仕事やりますか?
    二人で年中無休で毎日10時間働いて20万ぐらいが手取り。これがコンビニオーナーの現状です。だから私は契約更新しませんでした。
    なり手がないので本部も契約したら100万支給とか今は釣ってきてますが収入の足しに半年分にしかなりません。
    はっきり言います。あなたの大事な家族を巻き込んで最低賃金以下で働くだけです。今の契約なら。違う仕事を探して下さい

  3. アパート経営や太陽光とかと同じ

    儲かるなら全部本部経営\( ̄▽ ̄)/

  4. コンビニバイトです
    オーナー夫妻(奥さんはマネージャー)見てると、確かに休みは取れてないけど、お客様と楽しそうに談笑してる姿を見ます。18時前後には帰るし、いきいきと働いている様に感じます。息子さん達がシフトの穴に入っているのが大きいのかな?
    ただ、もう一店舗(2店舗経営)の方で雇われていた店長は、かなりくたびれた感じだったからやっぱりキツイのかな…無理に笑ってる感じでしたし。
    オーナー夫妻には大変お世話になっているので、ご家族でパーっと旅行にでも行ってきて頂きたいです。
    本当に、ちゃんとした法整備が成される事を祈ります。

  5. 最低賃金上がってるのにチャージ金額を下げない。
    生活費すら稼げない。

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