コンビニが改装する6つの理由

コンビニが改装する理由は、いくつかあります。
1.設備が古いため
設備が古いと電気代増大の要因や、本部マニュアルと整合性がとれないなどの原因になります。

2.既存店との競争を強化するため
綺麗な店にすることで、周辺の店から客を奪えます。
実際綺麗な店にしたからものすごく売上が上がるわけでは無いですが、1~2割程度は上がります。

3.オーナーに費用を請求して儲けるため
建物を壊して立て替えるため、建築業者にカネを払います。
オーナーが自前でお金を払っている契約の場合は、本部社員が提案しオーナーが自腹で払います。
およそ1,000万~3,000万ぐらいするそうですが、5~6店舗やっているオーナーなら5年ぐらいすれば簡単に貯まる額です。
地域のためなら、お客さんのためなら、と本部の提案を受けると払ってしまうオーナーが多いです。
もちろん建築業者に直接払うのでは無く本部に払うため、本部の儲けも多少はあります。

4.オーナーや店長の休暇確保
10年間一度も休んだことの無い店長に「店舗を改装してその期間海外旅行行けますよ」なんて旨いこと提案するのが本部社員。
週7勤務の店長も多いですが、労基法で本部が告発されないようにオーナーや店長を定期的に休ませる制度、それが改装と言っても過言ではありません。なお本来バイトに手当を出さなければなりませんが、出していない店舗がほとんどです。

5.オーナーが交代するため
オーナーが辞める場合、新築ではなく既存店のオーナーチェンジの場合は取り壊しまでは行かなくても内装の入れ替え、つまり1週間程度休業して改装する場合があります。通常の改装よりは小規模ですが、オーナーが入れ替わると言う事で名目上やっておかなければならないフライヤー周りを新品に交換するなど、所定の作業を行って新しいオーナーに明け渡します。

6.オープニングセールをして米飯業者から販促費をもらうため
公取で怒られましたが、未だにこのやり方は存在します。
改装でも新店扱いとしてオープニングセールをやるチェーンは多いですが、そこで米飯等を「50円引き」にすることでプレスリリース上の新店売上のかさ上げを狙います。苦しむのは米飯業者ですが、日々の取引があるので何も言えません。特に年度末は集中出店や集中改装が多いです。なぜなら今年の成績にならないからです。

○改装にかかる時間は?
だいたい2週間程度ですが、長いと1ヶ月程度かかることも。

○審査はある?
どの店も全部改装できるわけではありません。改装する価値のある売上の高い店は審査に通りやすいですが、日販の低い店は潰して撤退や、リロケ(移転)という選択をすることもあります。一般的にセブンは日販40でも撤退しますが、ファミマは資本力があるのか日販30でも生かしている店が多いです。

なぜコンビニは定期的に改装するのか、はっきり言えば本部が儲けるためです。
日販向上効果はたかがしれていますのでその数千万の建築費から多少は本部の懐に入っているに違いありません。
それでなければ東京に立派な本社を建てて毎週テレビCMを打つことなど到底不可能ですから。

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