パソコンのセキュリティ(ウイルス対策)ソフトは、自動車の任意保険のようなもの。
テレビCMをしていたから「なんとなくウイルスバスター」なんて人も多いのではないでしょうか。期限が切れたから何となく更新しようかという人も多いのではないでしょうか。ご丁寧に自動更新するソフトも多いです。
春にパソコン買う人が多いので春に期限切れる人が多いんですよね。
軽く調べてもどこも「うちが一番」といってたりアンインストールしようとしたら「危険です」など表示されて躊躇している人も多いはず。
しかしちょっと待って下さい。
世の中にはあなたが今使っているソフトよりも安いソフトや、更新不要で永久に使えるセキュリティソフトもあります。
「店員が勧めてきたから」「最初から入っていたから」など思うかもしれませんが、セキュリティソフトは自由に乗り換えできます。
他のソフトに乗り換えても誰にも怒られることはありませんので、安いのが良いという人は今すぐ乗り換えましょう。
本来はセキュリティソフトごとに検出率やパフォーマンスなどに違いがありますがざっくり見ればどこも横並びになっているのでよっぽどのオタクで無い限りは「どこを選んでもさほど違いは無い」といえるでしょう。違うのは値段や年数や同時に使える台数です。
また更新が面倒なため1年版しか採用していないソフトは除外し、3年版や無期限のソフトを並べました。価格は税込に揃えています。
年数/台数/定価
ウイルスセキュリティZERO青 ∞/5/4,280
スーパーセキュリティZERO緑 ∞/5/6,980
ESETセキュリティ 3/5/10,584
マカフィー 3/∞/12,137
カスペルスキー 3/5/12,150
ウイルスバスター 3/3/12,780
ノートン 3/3/15,530
並べてみると皮肉にもノートンが一番高いという結果になってしまいましたが、アマゾンで買うと1万円なのでものすごく高いというわけではないようです。購入するときは公式ストアではなくアマゾン等で買いましょう。どこで買ってもシリアル番号を買うだけなので価値は変わりません。
ウイルスバスターとノートンはどちらも3台までしか使えませんが、それ以外のソフトは5台まで使えるのも特徴です。
スーパーセキュリティZEROについてですが、昔は散々な評価でしたが、従来の青とは異なる緑を発表。緑は高いですが大手セキュリティソフト並の外部の有名エンジン(bitdefender)を組み込むことで改善。
セキュリティソフト業界で唯一「OSのサポート終了まで無料」という方針を掲げ、Windows 10以降もう新しいOSは出さないとMSが明言しているので10を使っている人は事実上無期限と言う事になります。
しかしこのソフトも一つだけデメリットがあって、「別PCへのライセンス転送ができない」ということ。
他のソフトは同時に使えるライセンス数というか枠という扱いですので、「このPC売るから」ということでライセンスを新PCに転送したりできますが、このソフトは使いきりなのでできません。新PC買っても5台まではいけますが、5台買い換えたらライセンス枠を使い潰してしまいますので新ライセンス購入の必要があります。頻繁にパソコンを買う人や買い換える人にはオススメできないソフトと言えますね。
このデメリットを飲めるのであれば非常に安くてコスパのいいソフトだと思います。
皆さんも更新の際は何となく更新するのではなく他社も比較して家計を賢く節約しましょう。
